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「子どもたちの未来ってどうなるんだろう」カーリング本橋麻里の“選択基準”が変わったきっかけ

二児の母として子育てをしながら、競技者・チーム代表としても活躍する女子カーリング・本橋麻里さん。彼女が子どもたちの未来を想って使い始めた洗剤は、サラヤ株式会社の「ヤシノミ洗剤」でした。2021年の5月にスタートする本橋さんとサラヤの共同コミュニティプロジェクト。本橋さんとサラヤ株式会社の廣岡さん・秋吉さんの対談の模様をお届けします。

子どもたちの未来を想い、選ぶ商品が変わった

ーー2018年2月の平昌五輪に日本代表として日本カーリング史上初の銅メダルに輝き、また現在は一般社団法人ロコ・ソラーレの代表理事としてのチーム運営や若手育成と並行して、地域貢献活動や「ロコ・エコ」の取り組みなど環境問題にも取り組まれている本橋さんですが、幅広い活動を行っている経緯や背景にある想いを教えてください。

本橋)私は息子が2人がいるのですが、「子どもが使う」という視点になった時に、洗剤や石鹸などの身体に触れるものが、「身体に害のないもの」という点をまず第一に考えるようになりました。

そこから「私がいなくなったあと、子どもたちはどういう環境で生活するんだろう」とふと思うようにもなり、「今の環境でいいのかな」「この後どうなっていくんだろう」と心配になり、自分の将来というよりは、子どもたちの将来のためを考え、「こういうことがあったらいいな」という視点で仕事を選ぶようになりました。振り返ると、二段階で私の中で考えの変化がありました。

サラヤ_本橋

ーーお子さんの存在が、新たな2つの視点を生んだのですね。お子さんが生まれる前にも、環境に対する課題意識はありましたか?

本橋)「課題意識」という大きなものではありませんでしたが、毎日コツコツできることを心がけてはいました。身近なところで言うと、ゴミの分別を徹底したり、カーリングの合宿中には、小さなペットボトルではなく大きなものを使ったり、みんなでマイボトルに変えるということは行っていました。

チームのみんなと意識しながら生活はしていたのですが、子どもが生まれて「子育て」という違う世界を見るきっかけをもらったことで、手にする商品、口に入れるものや肌に触れるものを気にかけるようになりました。

ーー廣岡さん、本橋さんがSARAYAの「ヤシノミ洗剤」を使っていると聞いた時は、どう思われましたか?

廣岡)サラヤの商品を選んでいただく時は、「子どものことを想って」「環境を考えて」というタイミングが多いです。最初に「値段が安い」とか、「CMでよく見るから」という選ばれ方をしていくのが日用品の世界。

そんな中でサラヤの商品は、お子様が生まれたり、生活に何かしらの変化があった時や、本橋さんがおっしゃったように、「これから先、どうなっていくのだろう」と考えた時に、目に入り、手に取ってもらえる商品なのかなと思います。見つけてもらえてよかったと思いました。

本橋)子どもたちに優しく、子どもたちの10年後、20年後を考えた時に、環境にも優しい。「一石二鳥」だと思い、手に取りました。

「普及」におけるカーリングとサラヤの共通点

廣岡)サラヤは「知ると見つかる会社」なので、実は結構存在してるんです。いろいろなところに存在しているんですけど、基本的には意識・関心がないものは目に入っていても、認識されないので見つからないのです。それがサラヤという名前を知ったり、興味を持ったりすると見つかるので、そうした意味では「認識する」「考える」という事はとても大切なんだなと感じます。

サラヤ_本橋

ーー本橋さんのような人が、サラヤにとってまさに「届けたい人」だったのですね。サラヤでは、届けたい人に届けるために、どのようなことを行っていますか?

秋吉)基本的に、我々はマス(大衆)向けの広報活動というよりも、子育てや環境に関するメディアをはじめ、我々が目指すものや伝えたい人たちが集まるチャネルを通じて、コミュニケーションをとってます。

”どのような想いで商品を開発しているのか” ”どういった考えから社会貢献活動に取り組みはじめたのか”などを、関心を持ってくれた人に、丁寧に伝えていく。対話を通じて、共感してもらえるようなコミュニケーションが中心となっています。

本橋)カーリングの場合を考えると、たくさんの人に知ってもらわなければいけないという想いも持ちながらも、自分たちの核となるものは絶対ブラさずにいこうと思って日々の取り組みや普及活動を続けています。

ーーお互いの活動について、聞いてみたいことはありますか?

廣岡)本橋さんが率いている育成チームの20代というのは、選手としては若手にあたるんですか?

本橋)カーリングは大体30代くらいが全盛期、脂が乗っている戦い方をします。近年若年化はしているのですが、それでも18~25歳の選手はまだ若い選手という見方をします。

カーリング_本橋

廣岡)カーリングには経験値が大きく関係するからですか?

本橋)はい、経験値であったり、作戦の引き出しが試合の勝敗に関わってきます。ゴルフと似ている部分があり、カーリングも会場の氷の質や石の状態と、過去のデータを紐づけて戦略を練るということを、基本的にプレーヤーのみで行います。

若手チームがかなり年上のチームににコテンパンに負けることもあり、80歳のおばあちゃんがプレーする「生涯スポーツ」でもあります。そこがカーリングの面白さですね。

廣岡)選手として年齢を重ねるにつれて知識・経験が積み重なってくるタイミングで、女性は競技から離れないといけないこともあるので、継続できる環境が大切ですね。

本橋)カーリングを始めて、今年で23年目になるのですが、振り返るとよく続けてこれたなと思います。結婚、出産というライフイベントを経て、また職場に戻ってこれるという環境を、一般社会と同様にスポーツ界にも作っていかなければいけないと思い活動してきました。

団体として、個人として、活動を「継続する」難しさを痛感してきたので、サラヤさんの社会貢献活動がこれだけ継続しているのは、凄いなと思いました。

知ることは、すべての活動の第一歩

ーーこの5月から、本橋選手とサラヤさんのコミュニティをSports for Socialでスタートさせます。このコミュニティをどのようなものにしていきたいですか?

廣岡)「子どもたちの未来、地球の未来のためにどんなことはできるのか」が本橋さんとサラヤの共通している考え方だと思います。一方で、活動を続けていく上で、非常に重要なことが「無理がないこと」です。普段日常的に行っていることを、「未来」を考慮した「一石二鳥」の行動にどう当てはめていくかを考えていくきっかけを作れるといいなと思います。

秋吉)我々1人1人の力では解決できなかったことを、コミュニティに参加してくださるいろんな方と一緒に活動していくことによって解決できると思います。フレンドリーな雰囲気のコミュニティになるといいですね。

廣岡)それぞれのメンバーのひとつの話や行動をきっかけに、互いに影響できる場になればいいなと思います。サラヤや本橋さんが行っている取り組みを知ってもらい、「自分たちならこういうことができる」と、自分ごと化してもらえる、そんなコミュニティになると面白そうです。

本橋)「SDGs」というと、高貴な行動のイメージを持ってしまいがちですが、ハードルを下げて「自分たちの生活で何ができるのか」を考える。私の場合は「スポーツで何ができるか」という自分にとって身近な視点から気づきを得て、アクションにつなげていけるといいなと思います。

まずは知ることから。そして、未来のために、それぞれができることを。

今回、新しく発足するコミュニティはそんな「小さくたしかな行動」を起こせる、ひとつの優しい”チーム”にしていこうー 今回の本橋さんとサラヤさんの言葉から、そんな想いが伝わってきました。

「ONE – カーリング本橋麻里・サラヤとはじめる、子どもたちの未来プロジェクト -」では、「子どもたちの未来」をテーマに、オンラインビデオ通話ツールやチャットグループでの対話を通じて、意見・情報交換を行い、最終的にはコミュニティメンバーと共にアクションを考え、実行することを目指します。

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