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挑戦を続けるBリーガー山本柊輔が、「All birds」を履く理由 -vol3-


「Bリーガー×スキルコーチ×Youtuber」として前人未到のチャレンジを続ける三遠ネオフェニックスの山本柊輔選手。彼が普段から愛用する、「Allbirds」は世界一は履き心地がよく、環境に優しいサステイナブルな製品を開発しています。

挑戦を続ける山本選手と、Allbirdsの共通点とは何か?

今回、Sports for Socialでは、Allbirdsのマーケディングディレクター蓑輪光浩氏と山本柊輔選手の対談企画を3回に渡ってお送りします。

ーーーーーーー後編ーーーーーーー

『デュアルキャリアに取り組む理由』

蓑輪 バスケット選手と環境問題と、他になにかやっていたりするんですか?

山本 そうですね、今はスキルコーチもやってます。元々選手になる前はスキルコーチを目指していたので、今はコーチとしても選手としても力を伸びていきたいなと思っています。また、アパレルだったりYouTubeという活動も行っています。アパレルでは「playful!」というブランドを立ち上げて、苦しんでる時こそ楽しまないと始まらないなという想いから「遊び心」という意味にしました。

蓑輪 素敵な名前ですね。

山本 はい、今は大変気に入っています。

蓑輪 色んな人に影響を受けてここまで成長できたという形ですか?

山本 そうですね、一番影響を受けたのはNBA選手の馬場雄大という2個下の大学の後輩でしたね。自分自身が目指していることや、大きい視点に切り替え、チャレンジしようと思わせてくれる存在でしたね。

蓑輪さんも今まで色々なアスリートと関わられてきたと思うのですが、印象的な選手はいましたか?

蓑輪 自分はスポーツ業界長いので、50〜100人くらいの選手を見てきましたね。様々な選手がいましたが、その中でも印象的な選手はAllbirds創業者の1人で元ニュージーランド代表のプロサッカー選手です。彼は現役時代に、スポンサードされるシューズから毎シーズン新しいものを履いてくれと言われていて、それは天然素材ではないものを使ったシューズでした。彼はそこに疑問を感じて現役時代のオフを利用して自分でデザインして、インドネシアの工場でサンプルを作りチームメイトに配ったり売ったりしていました。周りの人からフィードバックをもらって、それを何回か繰り返して現役引退後に資金調達をしました。今までのアスリートには無いタイプで、経歴としても代表の副キャプテンもしながら将来のビジネスを突き詰める姿勢には感銘を受けました。

山本 それは引退する直前ですか?

蓑輪 いいえ、キャリアのど真ん中でビジネスをしていました。2007年か2008年にスタートして2016年に会社を作りました。アスリートの空いてる時間を有効に使うことは非常に大切ですね。

山本 バスケット以外の活動で、アスリート以外の人と関わる中で刺激を貰います。それがバスケットにもいい影響が出ていると思います。プロ1年目の時は上のレベルに行くためにたくさん練習していたんですが、ずっとそれを続けていると苦しい時もあったりしたので、自分の気持ちを入れ替えるために様々な活動を今はしています。

蓑輪 仕事をすることでの成長もあると感じますか?

山本 そうですね、スポーツばかりに目を向けてしまうとコートに立った時辛くなってしまうことがあるので、仕事は大切でありましたね。ちょうど先日、長谷部誠さんのインタビューを見た際、スポーツだけに集中しないと逃げたような感覚になるとおっしゃっていてこういう感情になる人もいらっしゃるんだなと思い、逆に中澤佑二さんは忙しい時にやるからこそ感謝されるし色んなことに影響力を持てるとおっしゃっており、自分もこういう風な気持ちでやりたいなと思いました。

蓑輪 自分のパフォーマンスに良い影響与えることが大切ですものね。

山本 そうですね。スキルコーチと選手の両立はBリーグだといないんですが、スキルコーチの経験が選手活動に活きる場面もあります。自分が出るポジション以外の選手に指導することで、そのポジションの視野から見えるので面白いですね。

他に好きなスポーツ選手とかいるんですか?

蓑輪 やっぱりマイケル・ジョーダン選手ですかね!97年にNIKEに入社した際お店にジョーダン選手がいてその時に、スポーツの会社入って良かったと思いました。また、完全にいい人ではないじゃないですか。欠けてる部分があるからこそ素敵に見えるなと思いました。

山本 コートを出たら素敵な人のパターンもありますしね。

山本柊輔_Allbirds

蓑輪 今のアスリートをどのように見てますか?

山本 世界の技術も日本の技術も上がっており、海外で練習できたりとグローバルになっているなと感じますね。

蓑輪 そうですね、選手自身もグローバルを目指している人が多くなっているような気がします。誰かの人生を変えることをアスリートが今しているのは、とてもかっこいいと思います。

山本 色んな方と会って来たと思うんですけど、どういう方が一流だなと思いますか?

蓑輪 やはり、細かいところまで気にしている方が一流かなと思います。例えばデザイナーに対するフィードバックの返し方だったりなど、細かいことを言うのではなく、クリエイティビティーを活かすように余白を残すように伝えている人、話し方やモチベーションの上げ方などを気にしている方はすごいなと思います。

山本 それはあえて仕向けてるんですかね?

蓑輪 そうですね、タイプは違うので色んなパターンがありますが、ダイレクトに言うのではなく、その人のタレントをどう引き伸ばしていくか、どうチームを盛り上げていくかを設計しているなと感じた際すごいなと感心します。ビジネスの世界でも、細かく指示するよりも上手くナビゲートする人は一流の人が多いなと思います。

山本 そうですね、私もスポーツやっていて質問が上手なコーチは素敵だなと思います。これをやりなさいではなく、自分で考え反応させるのは私自身もコーチとして大切にしなければならないなと思います。バスケットは特に決まりがある訳ではなく、一瞬で考えなくてなならないので、そこに臨機応変に対応する必要がありますね。

蓑輪 また、一流の方って負けず嫌いですよね。些細な勝負に対しても負けたくないという気持ちが強いですね。

山本 僕もその世界に居すぎてて、感覚が麻痺してきますね。それが当たり前になってきてますね。シュートゲームとかする時もみんな本気ですね。負けず嫌いは良いことですかね?

蓑輪 アスリートはそうだと思います。私も昔は負けず嫌いでした。今はどうやって社会還元できるかとか、人を育てたりと次のステージに来たかなと思います。

『二人が描く、今後のビジョン』

山本 蓑輪さんは今後Allbirdsで何を成し遂げたいですか?

蓑輪 たくさん勉強させてもらっていて、いま実は農業の話をしています。農業がどうやって二酸化炭素を排出するのを抑制して還元できるかを考えています。自分が新しいことを学べるプラットフォームとしてAllbirdsがある感覚ですね。Allbirdsに入るきっかけとして「孫の世代まで誇れる仕事をしたい」と思う社長のビジョンがあり、ジェネレーションに対応できるような商品を開発していく企業になりたいと思っています。どうやって製造していく事によって環境負荷が下がるかは、やらなくてないけない命題だと思っています。

山本選手の今後のビジョンはなんですか?

山本 世界で戦える選手を1人でも多く輩出していきたいです。そのために、選手としてもスキルコーチとしても努力していきたいです。また技術だけでなく、マインドを身につけられるような選手を育てたいですね。マインドに気づくためには家庭の関係や教育、英語を学習して色んな人に会ったり、海外に行くことといったことが積み重なって、初めてコートでプレーに現れると実感しています。大きく言えばスキルだけでなく最終的には人間教育が大事だと思うので、まずはそこに向けて選手として高みを目指していきたいです。そして、そこで経験したことをコーチとして色んな人に伝えていきたいなと考えています。それを楽しみながらやれたら良いなと思っています。

蓑輪 ちなみに若い子というのはどれくらいの子を育てていきたいですか?

山本 アメリカで感じた事なんですが、僕があるコーチの元で練習をしていた時に1対1の練習をすることになってそこでワークアウトしてた子供と1対1をしました。顔は若いんですが身長は180センチくらいで、高校生かなと初めは思っていました。とてもスキルがあったのですがフィジカルやスピードは僕の方がありました。終わった後に年齢を聞くと、12歳と言われて驚きました。小さい頃からスキルを満遍なく伝える事で、ミニチュア版NBA選手が生まれます。そして成長する中でサイズも大きくなってNBA選手になっていきます。日本は逆に大きい選手にバスケを教えていますが、それでは差が生まれます。大事なのは10歳から12歳の時に色んな事を教えてあげて、後は彼らが正しい努力を続ける事が大事かなと思います。

蓑輪 いいですね、僕オランダのアヤックスにいた時サッカーを習っている日本人の子どもに、「日本とオランダのサッカーの違いってなに?」と聞いたら、日本に帰ると右足でも左足でもボールを蹴ることができる満遍なく出来る選手を育てる練習をするが、オランダにいると自分の得意なドリブルばかり練習するといってました。結果その子はドリブルどんどん上手になり左足は蹴れなかったけど、コーチはそのままで良いと言ったそうです。なので、すごくやりやすかったと述べていました。日本はオールラウンダーな選手を育てる意識が強く、国によっても育て方が違うなと感じました。

山本 そうですね、日本はオールラウンド選手を作り上げる方が多いですもんね。どれだけその子たちの個性を引き出してあげるかも大切だなと思います。

蓑輪 はい、感受性が豊かな12歳の頃はとても大事な時期だからこそ、その時期に自分のスタイルを見つけられた選手は強いと思います。

山本 しかし、日本のバスケの場合はポジションを与えてしまって「身長大きい人はこのポジション」といったのを作りすぎてしまい身長が止まってしまった後のことなどを考えられていないのでキャリアが伸び悩んでしまいます。バスケットは逆に、オールラウンドでやらせてあげるというのが大事かなと思いますね。

蓑輪 そうですね、背が高くてもロングシュートをうってよいといった、ポジションを固定させないことが大切ですね。素敵な選手を育てていってください。

山本 ありがとうございます。蓑輪 今後の活躍を楽しみにしています。山本柊輔_Allbirds

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