特集

【本物からの情報発信】世の中に『Ethical(エシカル)』という選択を~Ethical Choice インタビュー

Ethical Choice

人・社会・地球に対して、本当に良いモノだけを集めたメディアコマースであるEthical Choice(エシカルチョイス)。

「エシカル」という言葉が少しずつ浸透し始めた昨今、情報を発信していくメディアとして、どのような考え方を伝えていきたいのか?責任者である株式会社EXIDEAの吉高さんに伺いました。

エシカルチョイス_EXIDEA_吉高

Ethical Choice(エシカルチョイス)とは?

ーEthical Choiceとはどのようなサイトなのでしょうか?

吉高)Ethical Choiceは人・社会・地球にとって本当に良いモノだけを集めたメディアコマースです。一人ひとりがエシカルな選択をすることで、よりよい未来を創ることを目指しています。

『エシカルってかっこいい』という価値観を世の中に広め、それによって消費者の意識変容、行動変容を目指して情報発信しています。

ー「エシカル」という言葉はどう解釈すればよろしいでしょうか?

吉高)一般論としては、『地球にとってよい』『社会にとってよい』『使う人にとってよい』がエシカルの定義だと思っています。消費者としては、ものを買うときに、その商品の背景を知ることが大事で、どんなプロセスで、誰によってつくられたのか、環境負荷がどれくらいなのかを考えるのが大事になります。

僕たちとしては、ひとりひとりが違う定義を持っていていいとは思っています。

ーEthical Choiceが始まった背景を教えてください。

吉高)もともと運営元である株式会社EXIDEAでは、WEBメディア事業、動画、SEOなどのマーケティングに関するクライアントワークの事業の2つが大きな事業となっています。

その中でも、「フラッシュフリーズ」という急速冷凍機をWEB上で世界に販売していき、「急速冷凍機が1台売れるごとに、世の中の飢餓が少しでも減る」コンセプトを体現するような事業を行うなど、WEBを通して社会問題を解決していく事業をやっていて、僕自身もその事業に関わっていました。

そんな中、WEBメディアの事業の中で、SDGs関連のメディアコマースを立ち上げることになり、元々社会問題に関心を持っていた自分も携わらせていただくことになりました。作っていくうち、「これは自分がやらなければ!」という使命感に駆られ、自分が中心となってプロジェクトを回すようになり、2020年8月に『Ethical Choice』としてリリースできる運びとなりました。

エシカルチョイス_世界気候アクション_EXIDEA

サスティナブルライフの実践者

ーEthical Choiceの特徴はどんなところですか?

吉高)編集部を中心に、自分たちがエシカルライフ、サスティナブルライフを実践者としても実際に取り組んでいます。実践している自分たちから、本気で本物の情報を発信しているということに価値があると考えています。

ー吉高さんもエシカルライフを実践されているんですね!例えばどのようなことをやられているのでしょうか?

吉高)まず、食事の面でいうと、肉を減らし、フレキシタリアンとして生活しています。自分の中で、1人の食事のときは「ベジタリアン」に、人との食事では気にせず、というルールを決めてやっています。動物性の肉を育てる際の環境負荷を考え、できる限り植物性のもので生活しようと努めています。

あとは、プロダクトでいえば、洗剤をオーガニックなものにしたり、とかですかね。

ー吉高さんオシャレですけど、洋服はこだわりありますか?

吉高)オシャレかどうかは置いといて(笑)、洋服は古着を買うようにしています。個人的に、アパレルブランドの中でパタゴニアが大好きで、イヴォン・シュイナードが書いた本の中で、古着が一番環境負荷が低い、と書いてあったので、それに影響されました。

「Ethical」に生きるきっかけ

ー吉高さん自身がそのような行動変容を起こされたきっかけはなんだったのでしょうか?

吉高)大学時代に、カナダとフィンランドに留学したことが大きいですね。両方とも環境先進国で、自然と触れ合うことが好きな国で、人々の環境に対しての意識がすごい高かったです。そういった国に留学していたので、レジ袋がすでに有料(2017年頃)だったりして、有料なんだ!これって(環境に)ダメなんだ!と思ったり、色々なところでそういう経験をしました。

その時から自分の考えが少しずつ変わっていきました。特別ひとつの体験でガラッと変わったわけではなく、色んな情報に触れていった結果、自分の考え方が徐々に変わっていった様な感じですね。

エシカルチョイス_EXIDEA

ー最初にした「エシカル行動」って何がありますか?

吉高)本当に小さいところからでいくと、3つくらい思い出せます。プラスチックの歯ブラシから、竹の歯ブラシに変えたり、使う洗剤を自然由来のものにして、なるべく排水によって環境にダメージを与えないものにしたり、ラップを使うことをやめて、シリコンの代替品を買ってみたりしました。

「Sports」×「Ethical」の可能性

ーかなり身近なところから始められたんですね!僕たちは今スポーツの話題も多く取り扱っているのですが、スポーツ×エシカルという意味でなにかできることってありますか?

吉高)スポーツというものは、何か社会問題や環境問題を考えてもらうひとつの入り口になると思っています。

実用的なところでいうと、スポーツ用品など道具におけるエシカル消費もどんどん市場も大きくなってくると思っています。用具においても環境にやさしいものが選ばれていったりとか。

需要が多くなれば供給も多くなってくるので、スポーツにおけるエシカル消費も増えていったら良いなと思います。

吉高さんにとって「エシカル」とは?

ーEthical Choiceにおける今後の展望を教えてください!

吉高)メディアからECをつけて、実際にエシカル消費、エシカルライフが実践できるようにしていきたいと考えています!そのための施策(アプリ)も用意しているので、そういったものを通して世の中におけるエシカル消費を促していければと思います。

ー最後に、吉高さんにとって「エシカル」とは?

吉高)うーん、「目の前の商品やプロダクトの背景に想い、考えを巡らすこと」ですかね。

ーかっこいい!!ありがとうございます!

 

Ethical Choice WEBサイト

ピックアップ:エシカルな社会をつくるために。叶えたい大きな夢『エイプリルドリーム』をご紹介

編集者より

「エシカル消費」という言葉は、近年急速に広まってきています。大手小売店さんの中でもエシカル消費を推奨しているところも出てきている中、一般消費者への認知度という意味ではまだまだ不足しているのが現実だと私は思っています。

そんな中で、この『Ethical Choice』は吉高さんをはじめ、エシカル消費の実践者となって伝えることを重視した、まさにホンモノの情報にあふれたメディアです。地球1個分の生活を守るために、私たちがちょっとしたことから動けることがたくさんあります。

是非一度覗いてみて、ひとつでも実践してみてください!

私のおすすめはこちらの記事です。

【保存版】エシカルな選択77選|倫理的な消費の例や日常でできること一覧

 

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