私たちの想い

無意識のうちに|塩崎 巧巳

はじめまして。
2021年1月から「Sports for Social」のメンバーとなった塩崎巧巳と申します。
今回は、メンバーとなった経緯と私の「想い」を書かせて頂きました。

きっかけ

現在も世界全体で猛威を振るう新型コロナウイルス。
今から約1年前、日本でも新型コロナウイルスが流行し始めた頃ですが、ちょうど私は、大学卒業後の進路を考えていた時期でした。

幼い頃からサッカーをし、大学でスポーツコーチングを学んでいた私はぼんやりと指導者の道に進みたいと思っていました。
現在も小学生〜高校生のサッカー指導に携わりながら、選手としても活動している為、毎日スポーツと関わる生活をしています。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、東京五輪の開催延期が決定し、多くのプロスポーツリーグも中断を余儀なくされ、大学最後の大会も中止となり、日常だけでなく、スポーツ界でも多くの変化が求められました。

衣食住のように人々が生きていく上でスポーツは必ず必要かと言われると、そうではないかもしれません。
しかし、私はこの期間を通して改めてスポーツの持つ力を感じることができました。

スポーツをやっている人は小さい頃、憧れを抱いていたスポーツ選手がいませんでしたか?こんなプレーできるようになりたい、◯◯選手みたいになりたい。
私もその一人でした。

スタジアムに足を運んだり、テレビで何度も憧れの選手のプレーを見たり、イベントに参加して選手に会いに行き、振る舞いや着ている服、靴などプレー以外の部分も真似したいと思ってました。

年齢を重ねる毎に小さい頃の記憶は薄れていますが、この時のイベントだけは今でも鮮明に覚えています。
イベントの内容は地域清掃やサッカー教室などのスポーツを通した社会貢献活動でした。
しかし、当時は、社会貢献活動が何なのか知ってるはずもなく、選手に会えるのが嬉しくて参加していたと思いますが、間違いなくスポーツを通して社会貢献活動を考えるきっかけになりました。

時は経ち、現在コロナ渦において、スポーツ活動が制限される中でスポーツ選手やスポーツチームの社会貢献活動がより多くの人々の目にとまるようになりました。

その活動を目にし、当時、無意識に行っていた社会貢献活動に対し、今の自分だったら何ができるのか考えていました。そんな時に出会ったのがSports for Socialでした。

想い

Sports for Socialの特徴に「共感・想いを大切にしたプラットフォーム」とあります。

そもそも「想い」と「思い」の意味が曖昧だった私は、Sports for Socialに参加させていただく前にこの2つの意味を調べました。
「思い」は英語に訳すと「thought」で考えていること全般を示しますが、「想い」を英語に訳すと「feeling」や「imagination」といったように頭というよりは心に無意識のうちに浮かび上がってくる感情や考えだと分かりました。

確かに、何かに興味を持ったり、行動に移す時は必ず「想い」が伴います。
曲がりなりにも当時の私は、自然とスポーツチームの社会貢献活動に対する「想い」に「共感」していたのかもしれません。

そして、その時の「共感」がきっかけで今の私の「想い」があります。
Sports for Socialに参加させて頂き、沢山の企業や人々の「想い」を日々感じています。

「継続は力なり」という言葉がありますが、私にできることはこの「想い」を発信し続け、私がそうだったように、誰かの「想い」や「共感」のきっかけになってくれれば嬉しいです。

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