私たちの想い

「He For She」|SDGs~小さなことからコツコツと~

今回は、毎年6月~7月に選手に伝えている「He For She」(ジェンダー平等を実現するつながり)について書きたいと思います。
https://japan.unwomen.org/ja/news-and-events/in-focus/heforshe

ジェンダーバイアス|SDGs~小さなことからコツコツと~「あなたは男だから」「女みたいなこと言うな」「男の子は黒いランドセル・女の子は赤」等の言葉が普通に使われている時代に育った私は、ジェンダー問題について疎いかもしれません。知らず知らずに人を傷つけていることもあったかもしれません。 ただ、そんな私でも先日来の某氏の発言が現代の常識とかけ離れていることはわかります。 発言を撤回して終わりにしようとする人、その人を擁護する人、要職に留まることを良しとする組織、何をどこからどのように手を付ければこの問題を解決していくことができるのか、正直よくわかりません。 批判・攻撃だけしていても何も変わらないのだとすると、自分はこの問題に対してどう向き合えばいいのか、さまざまな意見に耳を傾けながら考えてみたいと思っています。...

ジェンダーの問題。
SDGsの浸透とともに、ニュースで取り上げられることも増えてきました。
しかし、本当に変えなきゃいけないと思っている人は、どれぐらいいるのでしょうか。
個人的には、まだまだ「パフォーマティブ・アクティビズム(流行に合わせて表面だけのアクティビズムを行うこと)」が多いと思っています。

女性は「マネージャー」?

今日はスポーツ村で感じること。
皆さんは、男性のクラブに女性がいるとその人のことを、どういう存在だと捉えますか。
ジェイリースFC創設後、私のことを「マネージャー」と思う人が多く、誰も何も言わないのに何でかなと。そのうちなぜか「マネージャー」として紹介されることも。そっか、男性のクラブに女性がいると必然的に「マネージャー」になるのか。

いまは、JFAやJリーグでも女性が活躍していますが(「シャレン」はまさに女性の力がオンされたからこそ、立ち上がったプロジェクトだと思っています)、地方となると、部活にいた女子マネのイメージしかない、そんな人がまだまだ多い気がしています。
だからからか、女性と男性の立ち位置が明らかに違うといったバイアスを感じます。

以前、「わきまえる」発言がありましたが、体育やスポーツ村では、「私の性別が男性だったら、こんな扱いはされないだろうな」と思うことがよくあります。実際、クラブ内でもそう感じることがあって、選手にも「女性だから?」と聞いたことがあります。

私自身、以前も少し書きましたが、納得のいかないことがあったり、嫌なことをされたり、言われたりすることが多々あって。そんなこともあり、些細な言動も敏感に感じとってしまいます。
そんな私自身の体験を他の女性にはして欲しくない、そんな想いもあって、毎年、新加入選手には「He For She」を伝えるとともに、ジェンダーに関する記事等をSNSで紹介しています。
「He For She」を伝えたからと言って、すぐに変わることは難しいと思いますが、コツコツ問いかけを続けることでしか、アンコンシャス・バイアス(無意識の差別や偏見)等に気づくことはできないと思っています。何事も継続が大事!

実は、ちょっと前に「女みたい」との発言がありました。
私が「あっ」と反応すると同時に、それを聞いていた他の選手も「その発言はよくない」と。
発言した本人も私の「あっ」で、顔色を変えていたので、少しずつ意識は芽生えてきているのかなと。

最近、笛美さんの「全部運命だったんかい おじさん社会と女子の一生」を読みました。
本の中にこんな言葉があったので、紹介します。
“いつも現実はそこに見えていたのに、私が自分ごと化していなかっただけ。
「見える」と「気づく」は全然違う”

皆さんも「He For She」に参加しませんか。

お時間があれば、「東京減点女子医大」を創設したスプツニ子!さんの記事も読んでください!
ジェンダー格差をそのままにして、イノベーションは生まれない。 カケルメルカリ08:スプツニ子!
https://magazine.mercari.com/series/kakeru/kakeru-Sputniko

ジェイリースFC 竹本雅美