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【見どころ紹介!】Session.1「プロスポーツチームはどのように社会貢献活動をすすめていくべきか」

Session,1

2022年6月7日(火)〜 6月9日(木)にかけて行われる、スポーツ×社会貢献のオンラインイベント「Sports for Social Summit 2022 summer」。その見どころをセッション毎に紹介していきます。

オープニングセッションであるSession.1では、「プロスポーツチームはどのように社会貢献活動を進めていくべきか」と題し、日本のプロスポーツ界を引っ張る3競技のチーム経営者にご登壇いただきます。

登壇者
元沢 伸夫(株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長)
榎 徹(株式会社大分フットボールクラブ 代表取締役)
山谷 拓志(静岡ブルーレヴズ株式会社 代表取締役社長)

スポーツを通すから「みんなで・一緒に・楽しく」できる

プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE(Bリーグ)」、川崎ブレイブサンダースから代表取締役の元沢伸夫さんにご登壇いただきます。川崎ブレイブサンダースは、『&ONEプロジェクト』を2020年に立ち上げ、SDGs目標達成のためにスポーツクラブとして“主体的に”取り組んでいます。

&ONE
ここまでやる。川崎ブレイブサンダース『&ONE』プロジェクトのその先へ2020-2021シーズン、Bリーグで最大に露出されたSDGsイベント。それは川崎ブレイブサンダースの『&ONE days』(3/26,27の2日間開催)です。 2020年9月からスタートした『&ONE』プロジェクト。その総括と未来について、自らプロジェクトリーダーを務め、活動を引っ張る元沢伸夫社長(以下、元沢)にお話を伺いました。...

自らリーダーとして&ONEプロジェクトを引っ張る元沢さんは、地域に愛されるスポーツチームの要素として、「強さ」、「人気」、そして「主体的な社会・地域貢献」が大切だと話をされています。その主体的な社会・地域貢献を実現する1つの指標となっているのがSDGsです。愛される要素である「主体的な社会・地域貢献」とも親和性が高いSDGsに、チームとして本気で取り組むことを決め、スタッフだけでなく選手も巻き込んだ活動を展開しています。

SDGs17の目標すべてに取り組む一日、『&ONE days』では、会場で地元野菜の販売をするなど、数多くのSDGsアクションに取り組んでいます。

以前、元沢さんはSports for Socialのインタビューでこんなことを語られました。

理念はわかるけど自分ごとに感じられないこと、でも社会としてはするべきだと思っている事は世の中にたくさんあると思うんです。そのしたものもスポーツを通すと、稚拙な言い方かもしれないですが『みんなで・一緒に・楽しく』できちゃうんです。それがスポーツの持つ大きな力だと思いますし、だからこそこのような社会のための活動はスポーツクラブが率先してやるべきだと思っています。

ユニバーサルスポーツを通してダイバーシティ社会の実現へ

日本プロサッカーリーグ(通称:Jリーグ)に所属する大分トリニータのホームゲーム会場では『ユニバーサルスポーツ体験コーナー』が行われています。試合に訪れたサポーターは、パワーリフティングや車いすバスケットボールなどのパラ競技(ユニバーサルスポーツ)を体験することができます。
国籍、性別、年齢の垣根をこえて、すべての方が参加し楽しめるユニバーサルスポーツは、ダイバーシティ社会の実現にもつながります。

パラスポーツ体験
“知る”から“体験する”へ。広げよう、思いやりの心。~大分トリニータ~Jリーグ・大分トリニータでは、ユニフォームスポンサーおよびソーシャルアクションパートナーであるネットワンシステムズ株式会社と協力し、社会...

Jリーグと言えば、発足当初から企業名を廃し、地域密着を掲げてきました。なかでも市民クラブから立ち上がった大分トリニータは、昨今のSDGsの流れ以前からこうした地域貢献や多様性理解への取り組みを行っています。

また、アウェイチームとの取り組みも今季からスタート。「古着deワクチン」という活動は、ホームゲーム会場だけでなく、アウェイゲーム会場でもサポーターに呼びかけ、古着の回収を行っています。自分たちの地域でのホームタウン活動というだけでなく、社会貢献活動として対戦相手、他の地域の人々も巻き込んだ活動となっており、その効果や反応などもお伺いしていきます。

「スポーツチームは社会に貢献しないと存在できない」

2021年にスタートしたジャパンラグビー・リーグワンに所属する静岡ブルーレヴズ。プロ化にあたり、ヤマハ発動機ジュビロというチーム名を変更。地域とともに歩む意思を明確にしました。

代表を務める山谷拓志さんは、「スポーツチームは社会に貢献しないと存在できない」とハッキリと話をされています。創設間もない新リーグ、新体制のチームではありながらも、「社会貢献」というものをどのように位置づけ、進めていくのか。

「スポーツは生きていく上で絶対に必要なものではない。だから、社会に必要な、地域の幸せに貢献しなければ存在しえない。」とも語っていた山谷さんの熱い想いにも注目です。

本セッションの見どころ

競技種目が違うプロスポーツチーム3チームの経営者によるトークセッション。社会貢献活動は中途半端に取り組むとポーズに見えてしまったり、継続性を持って取り組んでいかなければ本当の意味で社会・地域、そしてチームのためになりません。彼らは経営者として、どのように考え、導いているのか。その共通点や、地域・種目・歴史による違いはどんなところにあるのかなど、興味深い点が多くあります。
スポーツビジネスに関わる方だけでなく、企業としての社会貢献活動の進め方などにも大いに参考になるであろうセッションにご注目ください。

▼チケットはこちらから
https://sports-for-social-summit2022summer.peatix.com

▼特設ページはこちら
https://www.sports-for-social.com/summit/

◆Session.1 概要
6月7日(火)17:00~17:50
タイトル「プロスポーツチームはどのように社会貢献活動を進めていくべきか」
登壇者
元沢 伸夫(株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長)
榎 徹(株式会社大分フットボールクラブ 代表取締役)
山谷 拓志(静岡ブルーレヴズ株式会社 代表取締役社長)

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