ワールドトライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会(以下、横浜トライアスロン)では、『ハマトラ女子』企画と題してトライアスロンに取り組むアクティブな女性を応援しています。
トライアスロンで女性にとって気になるのは、体力のことだけでなく『日焼け対策』や『メイク』のことです。
「大会に出て日焼けしすぎてしまったらどうしよう…」
「汗でメイクが崩れたら嫌だな…」
そんな悩みに寄り添って、横浜トライアスロンでは事前セミナーとして『トライアスロンメイク講座』を資生堂ジャパン株式会社との協力のもと開催しました。
トライアスロンだけでなく、外でスポーツをされる方やキャンプなどのアウトドアを好む女性、夏にアクティブに活動したい方も必見の情報満載です。
講師:石塚由佳さん(資生堂ビューティークリエーションセンター)
ナチュラルでありながら紫外線を防止する
紫外線にはA波とB波がある?
紫外線には紫外線A波と紫外線B波という2種類があるのをご存じでしょうか?そのうちのB波はエネルギーが強く、シミやそばかすの原因となりますが、地上に到達する量は全紫外線量の10%と少量であり、直射日光から肌を守ることで防ぐことができます。
紫外線A波は、地表に降り注ぐ紫外線の約9割を占めており、雲や家の中・車の窓ガラスも透過して肌にも到達するため「生活紫外線」とも呼ばれます。
日焼け止めで使える成分は限られている?
マリンスポーツなど、海のシーンで使われることの多い日焼け止め。そんな日焼け止めは、海に入っているうちに流れてしまうことがあります。もし日焼け止めに、海にとって有害な成分が入っていると、それを流してしまうこととなります。
海洋生物保護の観点から、そうした成分にも配慮した製品も発売されています。肌にも優しく、海にも優しいのが日焼け止めの基本です。
◯◯を使うと水に濡れても日焼け止めが落ちにくい
「せっかく日焼け止めを塗ったのに、結局水や汗で落ちてしまう」そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みを解決するためには、日焼け止めを塗ったあとにBBファンデーションを塗ることがポイントです。2つ併用することによって、肌への密着度が高まり、落ちにくくなります。さらに持続させるために、ファンデーションはトントンと置きながら肌に乗せていきましょう。
『水』と『汗』と『熱』に強いファンデーション
ファンデーションにはそれぞれ種類があり、「どんな成分に強いか?」が種類ごとに決まっています。「水」「汗」「熱」につよい処方になっているのが、資生堂の「サンスクリーン」。水・汗・熱によって防御膜が厚くなるので、トライアスロンなどのマリンスポーツにピッタリです。
スティックタイプやスプレータイプの日焼け止めも?
スティックタイプの日焼け止め
下地にも使えると同時に、メイク後の化粧直しにも使えます。透明なタイプなので、ナチュラルな色を残したい方にもおすすめ。
手を汚さずに気になるところに塗ることができ、トレーニングのときにも持ち歩けます。
スプレータイプの日焼け止め
手の届かない、背中や首の後ろなどにも使いやすいタイプです。「届かないところだけ焼けてしまった」というエピソードも。
また、髪の毛にとっても夏の紫外線は大敵。帽子をかぶっていてもカバーできない髪の毛に、手軽にシュッと対処できます。
紫外線対策で一番重要なのは終わったあとのケア
紫外線対策で一番大切なのは、『終わったあとのケア』であることはご存じでしたか?
トレーニング中、防御していたとしても紫外線はすべて防ぎきれないものです。化粧水・乳液だけでなく、シートマスクも使いながら肌を守っていきましょう。
トレーニングが終わったらすぐに!というのが一番のポイント。筋肉と同様、トラブルを抑えるために早めに手を打つ、ということが非常に大切です。
肌はどんどん生まれ変わります。いままで対処していなかった方でも遅くはありません。是非みなさんも紫外線からの対処方法を実践して、肌の悩みを解決し、スポーツを楽しみながら続けていけるようにしていきましょう。
いままで夏の日焼け対策のコーデで困っていた方も、紫外線や対策について知ることで、より自由に楽しめるのではないでしょうか?上着やインナーなどで物理的にカバーせずとも対応できる対策が、マリンスポーツにおける夏の日焼け対策からも見えてきますね。