今日5月30日は、「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで「ごみゼロの日」と定められています。ごみゼロは地球環境にとって理想的!というのはわかっていても、なかなか行動に移せないそこのあなた。ごみゼロの日にちなんで、日本のごみ問題について考えてみましょう。
燃えるごみはどうなっているの?
環境省によると、2019年の1年間に出た日本のごみ総排出量は4,274万トン(東京ドーム約115杯分)」にもなるそうです。
生活を送る中で、最も多く発生する「燃えるごみ」。”燃やせる”のはもちろんイメージできると思いますが、実際はどうなっているかご存知ですか?
ごみが燃やされた後は、焼却灰となり最終処分場で埋め立てられます。
実は現在、最終処分場の確保が課題となっており、20年後にはごみを埋め立てられなくなると言われています。
レベル1:きっちり分別しよう
まず、「燃えるごみ」「燃えないごみ」「リサイクル」などをしっかり分別してみましょう。スポーツのスタジアムでも、『分別してごみを出そう!』という取り組みは多いですよね。
徳島県上勝町では、なんと13品目45分別にごみを分別して出しています。そうすることで、リサイクルできるものが増え、上勝町のリサイクル率は81%!あなたのひと手間がリサイクル率向上につながります。
レベル2:ごみになるものを避けよう
そもそも出すごみを減らすために、何かを買うときに工夫してみましょう。
マイバッグを持って買い物に行く、マイタンブラーを持ってコーヒーを買いに行く、などは簡単かつ非常によい方法と言えます。
そのほかには、プラスチックごみを避ける、ということも最近よく話題になっています。
プラスチックの約90%がリサイクルされていないというデータがあり、日本では、2021年廃プラスチックを82トンも海外に輸出しています。ごみ焼却処理施設の焼却炉の性能が良くなっているため、プラスチックを燃えるごみに一緒に出しても良いという地域もありますが、プラスチックが野焼きされると、生物多様性にも影響を及ぼすことがあります。
ごみを出さない工夫、なかでもプラスチックごみを出さない工夫をしてみましょう。
レベル3:「ゼロウェイスト」を目指そう
「ゼロウェイスト」をご存知でしょうか?”ごみ自体を出さない”社会を目指すことを指します。ごみを無くすのは難しいと思うかもしれませんが、生活の中で少しだけ意識を向けてみることが大切です。
手軽にできる環境に優しい取り組みを、Sports for Socialの投稿からご紹介します!
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身近なごみ問題を考えてみよう
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最後に
いかがでしたか?
ごみ問題は身近ではあれど、意外と知らないことも多かったのではないでしょうか?
身近だからこそ私たちが日常生活で出来ることはたくさんあります。まずは何が出来るのか知ること。そして、昨日よりも少しでも行動に移してみることで、私たちの住む地球の未来は大きく変わるのかもしれません。