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アサヒビール×パナソニックの共同開発!おいしくビールを飲みながら、環境への配慮もできる「森のタンブラー」vol.1 [PR]

使い捨てプラスチックの削減とSDGsへの貢献のために、アサヒビールとパナソニックが共同開発した「森のタンブラー」

使い捨てをプラスチックを減らす取り組みの例として、リユースカップの使用が挙げられます。なかでも「森のタンブラー」は植物繊維を原料とした世界初のエコカップであり、昨年のSC相模原ホームスタジアムでの販売などで現在注目を集めています。
この「森のタンブラー」は、ビールをおいしく味わいながらも環境に配慮することができる、サステイナブルでエコなプロダクトになっています。
Sports for Socialでは、『森のタンブラープロジェクト』について、製造者のアサヒビール、産学連携をする麻布大学、実際に使用するSC相模原サポーター、それぞれのインタビューを掲載していきます。

第1回は、Sports for Social の石川(以下、石川)がアサヒビール株式会社で森のタンブラー製作に関わる古原 徹氏(以下、古原)にお話を伺いました。

アサヒビール株式会社で森のタンブラー製作に関わる 古原 徹氏

普通のリユースカップとは違う?「森のタンブラー」とは

ーー石川)本日はよろしくお願いします。まず、森のタンブラーの特徴について教えてください。

ーー古原)森のタンブラーは、屋外での使い捨てカップを減らすためのものとして作られました。軽くて丈夫、洗って繰り返し使えるほか、植物由来の原料を55%使用して作られています

屋外での使い捨てカップを減らそうとすると、軽くて丈夫で繰り返し使うことができるプラスチック製のリユースカップの活用が考えられますが、プラスチックは石油由来であり、資源の枯渇の恐れや二酸化炭素排出量削減の観点から、使用量を減らしていく必要があります。
タンブラーの製造にあたって、植物資源の微細繊維を直接混ぜて作られているのもポイントです。最近のレジ袋などに使われているバイオマスプラスチックは、加工の段階で大量の電力や水といったエネルギーが使用されます。

これに対し森のタンブラーは、粉砕しただけの植物資源の繊維を直接使うことで、原料製造の時に使うエネルギーが大幅に削減でき、一般的なバイオマスプラスチックよりも環境性能が高いと言えます。
また、直接繊維を使うことで、従来のプラスチックの質感ではなく、木質感を感じられる温かみのある質感に仕上がっています。

 

ビールを楽しみながら、環境にも配慮できるタンブラー

ーー石川)森のタンブラーを使うことで環境にどんな配慮ができますか?

ーー古原)森のタンブラーを使っていただくことで、2つの点で環境への貢献をすることができます。

1つは海洋プラスチックごみの削減です。ポイ捨てされる以外でも、生活の場面において、どうしてもプラスチック製品が風に飛ばされて用水路や川に落ち、そのまま海に流されてしまうことがあります。これを少しでも食い止めるために、使い捨てのごみを減ら、海に流れていく機会を減らすことで、海洋プラスチックごみ問題の解決につながると考えています。また、そもそも「使い捨て」という行為を無くすことができるため、ゴミの量自体の削減にもつながります。

もう1つはCO2排出の削減です。先ほども述べた通り、植物由来の原料を半分以上使用してタンブラーが作られているため、環境にやさしい製法となっています。また、使い捨てのプラスチックカップを2つ作って廃棄するのと、森のタンブラーを1個作るのにかかるCO2はほぼ同じであるため、少なくとも2回以上使っていただければ環境にいいと胸を張って言えます
具体的には1つの使い捨てプラスチックコップを減らすことで70gのCO2が削減でき、プラスチックごみ自体も10.5g削減することができます。また3回、4回と繰り返し使っていただくことで、どんどんCO2を削減することも可能です。

プロジェクトをスタートさせた「想い」

 ーー石川)森のタンブラープロジェクトが始まった経緯についてお伺いしたいです。

ーー古原)森のタンブラーは、アサヒビールとパナソニックの共同開発で、お互いの技術や知見を組み合わせて、ソーシャルグッド(社会的価値)とビジネスグッド(経済的価値)両立できるものを作ろう、というプロジェクトで誕生しました。

ーー石川)アサヒビールとしての指針はあるのでしょうか?

ーー古原)アサヒグループでは「アサヒグループサステナビリティビジョン」を策定し、グループ全体の共通認識としています。その中で「環境」 「人」「コミュニティ」 「健康」 「責任ある飲酒」という5つのマテリアリティ(経営上の重要項目)を設定しています。グループの中核企業であるアサヒビールとしては、「美しい地球の保全と人に優しく」を指針として、持続可能な社会の実現に向けた貢献を目指しています。

 森のタンブラーによる使い捨てプラスチックの削減は「環境」の取り組みとしてど真ん中の取り組みです。また、使っていただける生活者や地域団体などと、丁寧に会話しながら施策を考えることで、「コミュニティ」の取り組みとしても、地域活性化や愛着形成などに貢献できると考えています。

物や情報が溢れている現在、消費者に選ばれ、持続的に存続できる会社になるためには、「アサヒビールという会社のファン」をどのように増やしていくかが重要です。「おいしい商品」は当たり前で、それ以外の価値として何があるかを考えたとき、サステナビリティの取り組みを生活者が実感できる形で真摯に実践し、発信していくことが効果的であると考えています。この実践と発信については、グローバル企業は我々の2歩、3歩先を行っていますが、良い部分は吸収しつつ、日本国内の地域特性なども考慮してローカライズしながら進めていきたいです。

ーー石川)ちなみに、タンブラーに決めた理由はありますか?

ーー古原)ビール会社の取り組みとして生活者の共感が得られるものにしたかったからです。環境にやさしいのはもちろんですが、やはりおいしく飲み物を飲んでほしいという中で、屋外で使いやすくて家で使っても違和感のないものを考えたときに、タンブラーが適していると考えました。形状や薄さ、デザインにもこだわっています。

Jリーグでも「森のタンブラー」

ーー石川)現在の麻布大学との取り組みについてお聞かせください。

ーー古原)もともとキャンパス内での使い捨てを無くそうと活動していたのですが、コロナ禍によってキャンパスに通う学生がいなくなった中で、観客の人数を制限しながらも試合を行っているJリーグで取り組みをはじめました。現在は麻布大学さんと共に、当時J3だったSC相模原のホームゲームで森のタンブラーを販売し、実際にリユースカップとして使っていただく活動をしています 

ーー石川)スタジアムでの取り組みで得られたことは何でしょうか?

ーー古原)昨年に関しては、リモートマッチや観客の人数を制限した中で試合が開催されたこともあり、タンブラーの販売個数自体はそこまで多くはありませんでしたが、地元愛やチーム愛にあふれるサポーターの方には、私たちの取り組みに対して応援してくださる方多くいました。実際にTwitterで拡散していただいたり、口コミを書いていたり、このプロジェクトを通して、スポーツの持つ力というのを感じております。

森のタンブラーを公式グッズとして導入してくれているガンバ大阪、SC相模原との活動を通して、地域に密着したスポーツチームとの取り組みというのは、SDGsに対する活動の啓発をする上で非常に効果的だと感じています。

ーvol.2へつづく…

編集者より

使い捨てプラスチックの削減を目指して開発された「森のタンブラー」。
エコなのはもちろん、繰り返し2回以上使うだけで環境にやさしいという点はとても印象的で、私たち消費者にも手軽に取り組むことができると感じました。
プロダクトについても、かわいらしいデザインで実際に使ってみたくなります。
また、Jリーグにおいても取り組みをしており、非常に興味深く感じました。SC相模原との取り組みについては、第4回のインタビュー記事にて発信する予定です。
次回は、「森のタンブラー」を実際に手掛けた古原さんに、サステイナブルな社会に向けてどのような考えを持っているのか伺った様子を発信します。

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「森のタンブラー」公式SHOP
https://mori-tan.stores.jp/

「森のタンブラー」に関する詳しい情報や、アサヒビールとパートナーの取り組みを、以下のホームページにて発信しています。

https://futuretide.jp/