特集

『リカバリー』を意識してQOLの向上を!サラヤがアスリートの回復に取り組む意味とは?

サラヤCRYO

「スポーツが好き」な人にとって、能力やスキルの向上と同じくらい『生涯に渡って楽しめる』ということも重要なのではないでしょうか?
昔ながらのとにかく追い込む指導法から変わってきている中で、トレーニング後のリカバリーの方法にも大きく注目が集まっています。

サラヤ株式会社が提供する全身冷却療法『CRYO(クライオ)セラピー』にも使用されている機械「CRYOシャワー」は、急速に超低温空間を作り出すことができる機械で、世界のトップアスリートも活用しています。「次のために」行うリカバリーとはどのようなものなのか?
今回は、サラヤ株式会社薬学博士の吉田智さん(以下、吉田)とコミュニケーション本部広報宣伝部の廣岡竜也さん(以下、廣岡)にお話を伺いました。

サラヤ
あなたの身近にも!?サラヤってどんな会社?Sports for Socialのトップパートナーであるサラヤ株式会社(以下、サラヤ)。ボルネオやウガンダなどでの社会貢献活動に注目されがちですが、「そもそも商品自体が社会貢献になっている」ということもサラヤの特徴です。 今回は、コミュニケーション本部広報宣伝部の廣岡竜也さん(以下、廣岡)、秋吉道太さん(以下、秋吉)にお話を伺いました。...
CRYO

リカバリーをしないとどうなる?

ーーCRYOセラピーは、アスリートのリカバリーに活用されています。そもそも「運動後リカバリーをする」ことには、どのような意味があるのでしょうか?

吉田)リカバリーとはパフォーマンスをあげるためだけではなく、選手生命を伸ばしていく、引退してから次のライフステージでどのように過ごしていくかという部分にもつながっています。
特に、トップアスリートに関しては常に体を酷使した状態ですので、しっかりとメンテナンスを行わないと、現役引退後に「古傷が痛む」など自由に動けない身体となり楽しい生活を送ることが難しくなります。

ーーそうしたリカバリーの考え方も、ここ10年ほどで変わってきたように感じます。

吉田)そうですね。私自身は学生時代、空手をやっていたのですが、当時は「多少の怪我は若さでカバーしよう」と考えていました。一度大きく怪我をした箇所に対しても、しっかりとしたリカバリー、メンテナンスを行わないまま競技を続けていました。
その結果、30代前半で腰痛になり、40歳を過ぎた今ではさらに症状が悪化してしまいました。

ーーそうなんですね。吉田さんだけでなく、多くの方が同じような経験をしているのではないかと思います。世の中全体として、どのように意識が変わってきているのでしょうか?

吉田)ただ「休む」というだけではなく「積極的に休む」「回復させる」をより重視しているように思います。また、その回復においても質やスピードなど、より高度なものを求める人も出てきているように感じますね。

データ運動後の3分間のWBCの結果、皮膚温および筋温はいずれも10℃以上低下した。また、WBC条件での皮膚温は運動後105分まで、筋温は運動後180分までCON条件に比較して有意に低値を示した。 *出典 立命館大学 スポーツ健康科学部 後藤教授 SPORTEC2017セミナー講演資料

 

リカバリーがQOLの向上に繋がる

ーートップアスリートだけでなく、スポーツをする人にとって、長く楽しむためにリカバリーの意識は重要になりますね。

吉田)スポーツをする人にとってのリカバリーの意味として1つ言えるのは、「リカバリーは次のために取り組む」ということです。次の試合、次の日など何か「次」がなければ、積極的なリカバリーをするためのモチベーションはあがりません。トレーニングの後に摂取する食事や、消耗した日の翌日の軽い運動など、自分から意識高く取り組む必要があります。こうしたことをセルフコントロールしながらできる方というのは、長くパフォーマンスを維持できますし、体型にも現れてきます。

ただ、「こうした積極的なリカバリーが将来に効いてくる」ということは、予防への意識と同様で、なかなか浸透していくことが難しいことも同時に感じています。

ーー「次のために」というのは、積極的なリカバリーをする上ですごくいい意識になりますね。休めばいいと思っていても、もう一歩踏み出すことで次が変わる!というのはリカバリーへのモチベーションになると思います。

廣岡)運動後のストレッチだけでも違うと思いますし、サラヤが取り組んでいる「栄養の摂り方」を知っているだけでも変わってくると思います。

ーー知識を得て、実行するだけで来週のパフォーマンスが変わったり、この先長くスポーツを楽しめるというのは、スポーツ好きとしては嬉しいことですね。

廣岡)長くスポーツに取り組む、パフォーマンスを持続するためにサラヤの取り組む「衛生」についても、その意味では重要になります。

元Jリーガーの佐藤寿人さんにお話を聞くと、佐藤さんは普段から手洗いうがいを徹底しているそうです。「風邪を引いてしまうとパフォーマンスが落ちてしまう」というだけでなく、「欠場することで、ポジションを失う可能性がある」という限られたポジションを奪い合うサッカー選手らしい理由でした。そのためにも自分だけでなく、一緒に暮らす家族も全員で行っていたそうです。
こうした例から見ると、次に向けたパフォーマンス維持・向上という意味では、広い意味で衛生の意識もリカバリーに入ってくるのではないでしょうか。

ーーそうですね。「次のため」のリカバリーという意味で、できることはまだまだ多くありそうです。

加藤超也氏
ラカントSが糖質の摂りすぎを解決する。『ファットアダプト』という考え方「アジア人は血糖コントロールが苦手」って知っていましたか? ファットアダプトという考え方で、糖質のコントロールなどを提唱する株式会社Cuore(以下、Cuore)。サッカー日本代表の長友佑都さんが代表取締役を務めることでも有名です。そんなCuoreがおすすめするのがサラヤ株式会社(以下、サラヤ)の『ラカントS』。前編では、ファットアダプトのそもそもの考え方や、糖質コントロールや中国桂林の産業づくりまで、ラカントSが解決している社会課題についてお伺いしました。引き続き、サラヤの廣岡竜也さん(以下、廣岡)、沢目晃誠さん(以下、沢目)と、株式会社Cuore(以下、Cuore)の岸川侑平さん(以下、岸川)にお話を伺います。自身の生活を改善したくなるお話が盛りだくさんです。...

CRYO(クライオ)を使ったリカバリー方法をどう伝えていくか?

ーーこうしたリカバリーの1つの方法として、サラヤさんのCRYOシャワーを使った『冷却』という方法がありますよね。こうした方法はどのように広まっているのでしょうか?

吉田)当初は、トップアスリートに使っていただこうというところから始まりました。CRYOシャワーの設備は高価なものなので、まずは一番必要としているトップアスリートのため国立スポーツ科学センター(JISS)に導入いただきました。

実際に、JISSのスポーツドクターが2014年アジア競技会で選手のリカバリー用として、高濃度炭酸泉、高気圧酸素カプセルと並んでCRYOシャワーを持ち込み、使用いただいたようです。短期間の大会中に怪我のないように、かつパフォーマンス維持そして素早く疲労を取り除くため、サッカーや水泳、ハンドボールなど幅広い競技の選手にご活用いただいたと聞いています。

ーートップアスリートにとっては、CRYOシャワーの持つ特徴である「素早い回復」などは非常によさそうですね。施術する時間も2~3分と短いのも魅力的です。

吉田)CRYOシャワーが普及している欧米諸国では、トップアスリートだけでなく一般の方でも安く利用できるサービスが提供されています。機器本体の価格や冷却用の液体窒素などランニングコストにも課題はあるのですが、そこをクリアして日本でも普及しやすい価格帯まで下げることができたらと思っています。

ーーリカバリー意識は一般のスポーツ愛好家の方にとっても少しずつ高まってきていますからね。

吉田)マッサージや酸素カプセルなど、普及している回復方法もあります。それと並んでCRYOシャワーが入ってくると嬉しいですね。

廣岡)冷却するのは2分ほどなので、非常に短く終わるのもよい点だと思いますし、日常の忙しい中で、時間を買う選択肢としても入ってほしいですね。

ーークライオシャワーを使うことに対して、どんな体感があるのか、是非試してみたいですね!本日はありがとうございました!

この記事はサラヤ株式会社様のご協賛で掲載されています。
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画像提供:サラヤ株式会社
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