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【シャレン!アウォーズ】2021受賞クラブトーク開催!

受賞クラブトーク

3月1日から「2022 Jリーグ シャレン!アウォーズ」の一般投票が始まります。

シャレン!アウォーズ直前特集・第二弾となる今回は、2021年度のシャレン!アウォーズにて各賞を受賞された5つのクラブが集まった座談会の様子をお届けします!シャレン!アウォーズを受賞したことによる好影響や他クラブのシャレン!活動に対する印象などについて伺いました。
(聞き手:株式会社HAMONZ 柳井)

クラブ紹介

ソーシャルチャレンジャー賞

横浜F・マリノス 牧野内 隆さん(以下、牧野内)

【シャレン!/横浜F・マリノス】ホームタウンテイクアウトマップ作りを支えた、サポーターの団結Sport for socialでは、2021年「シャレン!(Jリーグ社会連携)」に取り組むJリーグクラブの「想い」を取り上げます。今回は横浜・F・マリノスのシャレン活動「【地域を応援】ホームタウンテイクアウトマップ」について、にお話を伺いました。 2021Jリーグシャレン!アウォーズで「ソーシャルチャレンジャー賞」を受賞した活動が広がっていった経緯や、本企画の担当者を務めた牧野内さん・服部さんの"想い"、そして今後の活動への意気込みを伺いました。...

アルビレックス新潟 村山 拓也さん(以下、村山)

【シャレン!/アルビレックス新潟】新潟の地域課題に“本気で”向き合う「守れ、ニイガタのいのち。」 このフレーズをキャッチコピーに、高い自殺率が続く新潟県で、アルビレックス新潟は啓発活動に取り組み始めました。...

パブリック賞

福島ユナイテッドFC 阿部 拓弥さん(以下、阿部)

福島ユナイテッドFC_農業部
【シャレン!/福島ユナイテッドFC】 想いを乗せて、福島や農作物の魅力を届ける。選手自ら汗を流す「農業部」選手たちが県内各地の農園に出向き、農作業に汗を流すーー。Jクラブとしては珍しい「農業部」活動を行う福島ユナイテッドFC。話を伺うと、クラブの“福島への想い”が見えてきました。...

清水エスパルス 鈴木 詩織さん(以下、鈴木)

清水エスパルス_パルちゃん
「エスパルスを使い倒せ!」〜PULCLEで見えてきた、サッカークラブを活用した社会貢献とは〜サッカーJ1・清水エスパルスの「静岡市シェアサイクル事業 PULCLE(パルクル)」は、2021Jリーグシャレン!アウォーズにてパブリック賞を受賞されました。シェアサイクルという、一見するとサッカークラブに繋がりのないように思える事業へ協力するに至った経緯や、これからの活動について、清水エスパルス 広報担当・高木様と社会連携担当・鈴木様にお話を伺いました。...

メディア賞

ガイナーレ鳥取 内間 安路さん(以下、内間)

【シャレン!/ガイナーレ鳥取】昔遊びを継承し、子どもたちの成長の後押しをSports for Socialでは、2021年「シャレン!(Jリーグ社会連携)」に取り組むJクラブの「想い」を取り上げます。今回は、ガイナーレ鳥取のシャレン活動「地域のガキ大将づくり『復活!公園遊び』」について、クラブスタッフの鶴見聡貴さんと石井光輝選手、魚里直哉選手にお話を伺いました。...

シャレン!アウォーズ

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アウォーズ受賞による反響

ーー2021年のシャレン!アウォーズでの受賞、まわりの反響はいかがでしたか?

牧野内)横浜F・マリノスでは、協働者であるサポーターグループの皆さんにとても喜んでいただいたことが印象に残っています。また、表彰式を試合会場でやらせていただいたことでシャレン!活動というものが、クラブ内部・サポーターなど全体で共有できたというのは大きなことだったと思います。

ーークラブ内外へのシャレン!への理解の機会になるのですね。

村山)そうですね。私自身アルビレックス新潟で、今年から社会連携担当となりますが、担当者の理解が一番重要ではないかなと思っています。しっかりと理解した上で発信や活動への落とし込みを進めていかないと周囲には伝わっていきません。伝わらないと社内外からの理解も得られにくい、という点からも、まずは担当者が理解を深めることはすごく大切だと感じています。

つづけてきた活動への評価

ーーガイナーレ鳥取さんでは、シャレン!の概念ができる前から継続してきた『公園遊び』の活動が受賞されました。

内間)「復活!公園遊び」は2003年からスタートしていて、クラブがJリーグに参入する以前から続く活動です。ガイナーレは「地域があることによってクラブは存在しているのだから、地域課題があればみんなで解決していこう」という考えのもとで立ち上がっています。なので、いいことを返すというよりも、やって当たり前だという感覚がクラブの中には脈々とあると思います。

ーー継続してきたことで企業や自治体の方々からの共感を得られるというのは嬉しいですよね。エスパルスさんは継続して発信してきた内容を『つかって』いただいた活動ですよね。

鈴木)そうですね。シャレン!のロゴにも「Jリーグをつかおう」と書いてあるように、PULCLE(パルクル)は本当にエスパルスをつかっていただいた活動だと感じています。そのきっかけは、長年継続してきた街のオレンジ化やホームタウン活動で、そうした地域への取り組みが、『シェアサイクルとの連携』という新しい形でJクラブの使い方を示せた点がすごく良かったなと思っています。

ーーありがとうございます。Jクラブだけではできない活動を地域の皆さんと行っていく、という意味では、福島ユナイテッドさんの活動も年々広がってきていますよね。

阿部)そうですね。福島ユナイテッドFCでは、最初は東日本大震災に伴う原発事故の風評払拭を目指し、クラブとして県産品の魅力を発信するというところから始まりました。最初はりんごの木を育て、今では桃やぶどう、洋梨など県内のいろいろな農家さんと共に取り組んでいます。多くの方と関わることで、新聞においても地域面や社会面に活動が掲載されるようになり、今まで福島ユナイテッドの存在を知らなかった人にもクラブを知ってもらうきっかけが広がったと感じています。

表彰式、どうだった?

ーーシャレン!アウォーズの各賞を受賞した特典として表彰式があると思うのですが、いかがでしたか?

村山)表彰式はホームゲームの会場で開催させていただけるので、多くの方々にご覧いただける機会はすごくありがたいと感じています。

内間)実際にそうやって来ていただいた協働者の企業の方や行政の方にも大変喜んでいただきましたし、泣きそうになっていました。

阿部)福島ユナイテッドFCでは、シャレン!デーのような感じで開催できました!

ーー1つのイベントになっていてすごくいいですよね。

村山)表彰式にJリーグの副理事長である原博美さんがお越しになられた際に、ユニフォームパートナーである新潟日報社という地元新聞社の取材を受けていただくことができました。シャレン!について原さんから答えていただいて、試合会場の式典にプラスアルファでご協力いただけたことは非常に大きかったなと感じています。

鈴木)受賞の際にいただいた盾が立派なものなので感動しました。エスパルスの会社の入り口にも飾ってありますし、協働者さんにも送られる盾は、応接室などに飾っていただいてます。

ほかのクラブの活動をよく見る機会にも!

ーーシャレン!は地域や社会のためにという想いの活動だと思います。ですが、こうしてシャレン!アウォーズとして開催する意義はどのようなところに感じられますか?

牧野内)各クラブ、年間で多くの活動をしている中で、アウォーズに提出する1つの活動はおそらく厳選された活動だと思います。出す側としてもベストなものを出さなきゃという思いはありますね。(笑)
クラブでホームタウン活動を進める人間としては、各クラブが選んだ活動を一覧で見れたりすることはとても勉強になります。「シャレン!活動見本市」のようになっているのが、僕はすごくいいなと思います。

ーー皆さん、他のクラブの活動は見てますか?

村山)見ていますし、参考にさせていただいたこともありますね!(一同、うなずく)

ーー今日お越しの皆さんのクラブのものも見られているんですか?

村山)ガイナーレ鳥取さんや福島ユナイテッドさんは、継続性のある活動で本当にすごいと思います。長年ずっと活動を継続されていることは、純粋に素晴らしいなあと感じています。

内間)そうですね。シャレン!では「継続性」という点がすごく大きな要素なのかなと思っています。公園遊びの活動は、実施することが簡単で、言ってしまえば誰にでもできる活動です。こうした点がずっと続いてきた要因の1つだと思っています。

阿部)福島ユナイテッドFCの農業の活動も、継続性を持たせたいという点は、活動開始当初からもちろんありました。ですが、継続して行くためには、予算の問題はどうしても避けられません。そこも含めながら活動する中で、「昨年よりもパワーアップしていかないと」と毎年思っています。アウェイゲームを含め、Jリーグ開催時のスタジアムでも福島の名産品を持っていき販売させてもらうこともあるので、今年はその連携するクラブさんを増やしたいと思っています。

シャレン!アウォーズをどう楽しむか?

ーーサポーターの方たちには、シャレン!アウォーズをどのように楽しんでいただきたいですか?

鈴木)各クラブが地域に沿った活動をされているので、そのページを見るだけでもすごく面白いと思います!加えて、こうした活動は街にJクラブがないと行われていない活動ですので、「自分たちの街にJクラブがあって良かったな」と思っていただけたらうれしいです。

ーーサポーターの方からシャレン!活動についてお話を聞くことはありますか?

内間)そうですね。ホームタウン活動やシャレン!活動についてはあまりないですね。ただ、ホームゲームでの催しに対しては、アウェイに応援に行った時のイベント内容からご意見を頂くことがあります。シャレン!でもそういった意見がでてくるようになると、サッカー界に対する周りの目が変わってくるのかなと思います。

村山)アルビレックス新潟の活動は、自殺防止というデリケートな話題ですが、シャレン!アウォーズはTwitterでのリツイートによる投票なので、拡散により活動について知っていただけたということは、非常にポジティブな機会だったなと思っています。「より多くの人に知ってほしい」などのメッセージを発信してくださる方もいらっしゃって、サポーターの皆さんさんの声を聞けるのもありがたい機会です。

今後のシャレン!活動へ

ーーシャレン!活動の取り組みに対する今後の意気込みをそれぞれお願いします!

牧野内)横浜F・マリノスは「軸になる活動を作りたい」と思ってます。ずっと活動している、サッカーキャラバンや横浜F・マリノスフトゥーロは僕らにとってすごく大事なものとなっています。そこに匹敵するような、長く続けられて、地域のためになる活動を作りたいと思っています。

村山)アルビレックス新潟としても、継続的な活動にするということは大前提だと思っています。活動の担当が変わったことで継続性が絶たれてしまうことがないよう、人が変わったとしても、受け継ぎたいと思えるようなものを一緒にやっていきたいと思っています。

阿部)福島ユナイテッドFCとしては、継続性に加えて活動を年々パワーアップしていけたらなと思います。関わるスポンサーさんや地域の方々をもっと増やし、私たちのクラブを使って発信できることを増やしていきたいと考えています。

鈴木)清水エスパルスでは、今まで継続してきた活動をより地域課題に沿ったものに磨き上げていきたいと思っています。その活動を継続するためには、クラブだけではできないですし、事業化していく必要も出てきます。そういったところを社会連携の力で築いていけたらいいなと思っています。

内間)鳥取県は日本で一番人口が少ない県で、このまま少子化が進むと日本一早くなくなってしまう県になってしまうかもしれないということがあります。ですが、ガイナーレ鳥取が地域の皆さまと一緒に未来を変えていくことで、もっと明るい県にしていきたいです。「鳥取にガイナーレがあってよかったよね」って言っていただけるような活動を通して、地域の力になっていけたらなと思っております。

ーーありがとうございました!

シャレン!アウォーズ

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