【編集担当からのメッセージ】
スポーツ選手が行う地域イベント参加・社会貢献やSDGsなどの活動は、ときに「クラブから言われて」参加していることもあります。
しかし、ジェイリースFCさんの取組みを拝見していると、選手たちの中に着実に「自発性・能動性」が生まれ、さまざまな社会課題が「自分ごと化」してきていることがよくわかります。
もちろんすべての選手が一度に急に意識が高くなることは無いでしょう。しかし一度ついた種火は確実に広まり、数年後にはそれが「チームの常識」に進化していくのだろうと思います。社会性の高いアスリート集団が生まれていく過程を見るようです。
SDGsは私たち全員の身近にあるもの。難しく考えることなく、まずはテイク・アクション!!
私も、レジ袋をもらわなくなって7か月。
今更かっこ悪くてもらえません(笑)
継続は力なり!!
プラスチックの海|SDGs~小さなことからコツコツと~
12月に引き続き1月も参加予定だったビーチクリーン(別府市)が中止。
せっかくなので、以前から、気になっていた映画を観に行こうと。
その映画は「プラスチックの海(A PRASTIC OCEAN)」
https://unitedpeople.jp/plasticocean/
選手にビーチクリーン中止の連絡とともに、この映画を紹介。
2人の選手から映画を観たいとの話があり、一緒に行ってきました。
少し話はそれますが、九州各県サッカーリーグ決勝大会期間中、朝食前、2グループに分かれて散歩。その際、古賀はゴミ拾いもしていたとか。(誰が拾っていなかったとの報告もきちんとありました 笑)
まだまだ選手間にも温度差があるので、積極的に取り組んでいる選手の姿を見ることは自分の行動を省みるいいきっかけになるかなと。
さて、プラスチックの海。タイトルからして衝撃的。
海鳥や魚の胃の中につまったプラスチックは何回見ても心が痛みます。海鳥に胃の中のものを吐き出させた映像も衝撃的でした。プラスチックがたくさん 涙
胃の中にプラスチックごみが溜まった結果、えさが食べられなくなり、死に至っている海洋生物等の現状を多くの人に知ってもらいたいと思います。
2016年の映画なので、5年経ったいまの現状、想像しただけでも恐ろしいです。
https://youtu.be/uizJaBHyZ-8
7月に参加した田ノ浦(大分市)で行われたビーチクリーン。
波際にたくさんのプラスチックがあるので拾って欲しいと言われ、行ってみると、遠目ではゴミが全くないと感じたビーチにはプラスチックがたくさん…。
レジ袋が有料になって面倒臭いと思っている人もいるかと思います。
いままで使っていた便利なものを100%なくすことは簡単なことではありません。しかし、使用枚数を減らすことは誰にだってできることだと思います。
ここで紹介した映画や動画をご覧いただき、一人でも多くの方が、プラスチックの使用を減らす工夫を生活の中に取り入れていただけると嬉しいです。
映画の上映前に新聞エコバッグ(マチ付き)をいただきました。
その中には、映画のパンフレットや地球に優しい暮らしのヒントなどの資料が。
ここにもプラ削減のヒントが。
最後に映画を一緒に観た選手の感想を紹介させていただきます。
<木島悠>
SDGsを学ぶ中、プラスチック問題に関心を持つようになり、この映画を観ました。
衝撃を受けたことは、海鳥の体内から234個ものプラスチックの破片が出てきたことです。
いろんな人がこの映画を見て、現実を知って欲しいと思います。
私たちが汚してきた地球の本当の姿を。
<古賀嵐士>
プラスチックの海は、普段の私自身の生活に置き換えて考えることができる良いきっかけとなった映画でした。1番驚いたことは海の生物にも影響が及んでいることでした。プラスチックゴミを誤食してしまい、本来食べなければならないものが食べられずに死んでしまっている現状を知り、ことの重大さに改めて気づくことができました。プラスチック問題は、世界共通の課題であるので、いまの時代を生きている人々が世界の現状をまず知ることが必要だと感じました。今後も引き続き様々な環境問題に興味を持つとともに、少しでも多くの活動に取り組み、環境保全の手助けができればと思います。
追伸
先日の記事にも書いていただきましたが、
2021シーズン、ジェイリースFCは九州リーグの舞台で戦うこととなりました。
応援ありがとうございました!
ジェイリース株式会社 竹本雅美