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【大分トリニータ】選手と聴覚障がいの方とのリモート交流会~言葉の壁を気にせず楽しい時間を共有しよう~

リモート交流会 様子

Jリーグ・大分トリニータでは、ユニフォームスポンサーおよびソーシャルアクションパートナーであるネットワンシステムズ株式会社と協力し、社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。

エスコートキッズ
【経営者インタビュー】ネットワンシステムズが大分トリニータと社会貢献活動をする理由ネットワンシステムズ株式会社(以下、ネットワン)は、Jリーグ大分トリニータのユニフォームスポンサーおよびソーシャルアクションパートナーとして、社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。Sports for Socialでは、彼らの取り組みを連載として取り上げます。なぜトリニータをスポンサーするのか、なぜ社会貢献活動に力を入れるのか——。 初回は、竹下隆史・代表取締役社長執行役員(以下、竹下)に、その考えを伺いました。...
ネットワンシステムズ
未来を明るくする子どもたちへ~ネットワンシステムズが支える夢ネットワンシステムズ株式会社(以下:ネットワン)は、Jリーグ大分トリニータのユニフォームスポンサーおよびソーシャルアクションパートナーとして、社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。なぜ子どもたちの取り組みをサポートするのか、「社会貢献型スポンサー」を続けるのか——。竹下氏に加え、山形昌子・管理本部総務部シニアエキスパート(以下:山形)にも、考えを伺いました。...

今回は「トリニータ選手とのリモート交流会」の模様をレポートいたします。スポンサーであるネットワンシステムズが目指す「健常者も障がい者も、誰もが一緒にスポーツを楽しめる社会へ」をテーマに、聴覚障がい者が言葉の壁を気にする事なく、自由にプロ選手とオンライントークを楽しむという初の試みでした!

リモート交流会 様子

大分トリニータからは守護神でありキャプテンの高木駿選手と、躍動感あるプレーと爽やかな笑顔でサポーターを魅了する町田也真人選手が参加。

東京からは、国内唯一の聴覚障がい者で構成されている女子デフサッカー、フットサルチーム「SDFCアレグリーナ」の中西斗母監督と川畑菜奈選手、川口雪乃選手。そして大分県聴覚障害者協会から3名の方が参加しました。MCはDAZNでお馴染みの成尾佳代さん。

MCMCの成尾佳代さん

交流会の様子

賑やかな雰囲気でスタートした交流会は、トリニータ選手への「タイムアタック」でスタート。1分間で5つの質問に答えるコーナーは、選手の本音や知らなかった趣味がポロリ。

町田選手のリフティング最高記録はなんと1,500回!中学生の頃の記録で、数えられる限界だったそう(笑)。(ちなみに高木選手も700回超えの記録が!)
高木選手は、試合前のルーティーンとして家族との「ギューチュータッチ」!
文字通りハグからタッチまで家族全員とする事が、高木選手のパワーの源になっているのかもしれません♡普段は聞けない選手たちの素顔に、参加者の皆さんも笑顔がこぼれます。

サポーター聴覚障がいを持つサポーターの皆さん

質問コーナーでは試合前の食事や、本番前に行うことに質問が集中。試合前にお腹いっぱいに食べる高木選手、最近肉の脂がキツくなってきた町田選手(笑)は、バランスの良い食事で試合に挑んでいるそう。

SDFCアレグリーナの監督&選手からは同じサッカー選手目線での話で盛り上がりました。「対戦相手にとって嫌な存在であること、そして自分の長所がチームのためになるように心掛けている」という町田選手の意識についてなども沢山聞くことができました。

アレグリーナSDFCアレグリーナの皆さん

高木選手は「トリニータは地方クラブではあるけれど、日本のトップにいるようなクラブにしていかないといけない。そのためには選手やクラブ、サポーターも一致団結して頑張っていきたい」とキャプテンとして、今後の目標をしっかりと語ってくれました。
最後は選手からサイン入りグッズのプレゼントや記念撮影、そして“大分トリニータ”という手話を全員で練習し、予定時間を遥かに超えるほど盛り上がり交流会は終了。

トリニータ 手話 トリニータ 手話

交流会を終えた選手たちに感想をお聞きしました。

高木駿選手

今回のような交流会はなかなかない機会でしたし、これを継続的にしていくことが大切だなと思いました。欲を言えば、もっと参加者の皆さんと話したかったですし、こちらからも質問したかったですね。

  • 障がいを持ちながらスポーツに頑張る人たちにメッセージ!

これからも、たくさんの人たちに夢や希望を持ってもらえるような選手でいられるよう頑張りたいです!一緒に頑張っていきましょう!

町田也真人選手

なかなかない機会だったので楽しみにしていました。コロナが収束したら、直接顔を合わせてお話ししたいですね。スポーツを通じての社会貢献という意味では、これからも車椅子シートの提供や養護施設、高齢者施設訪問など僕たちにできることは沢山あるような気がしています。自分自身も片耳難聴のハンディキャップがあるのですが、自分のハンディを出さないようにする事が出来るのがサッカーだと感じています。そのためにこれまでも工夫してきましたし、常に次のプレーを考えるように努力しています。

  • 障がいを持ちながらスポーツに頑張る人たちにメッセージ!

僕が言う立場ではありませんが、障がいの重さにより様々な意見があると思います。ただ、やり続ける事は必ず自分の財産になります。目標に向かって取り組むことは幸せなことです。その幸せを忘れずに、これからもスポーツに取り組んで向き合ってほしいと思っています。

高木駿、町田也真人高木駿選手、町田也真人選手

 

引用記事:https://www.netone.co.jp/csr/social-action/oita-trinita/activity-report/20211026.html

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