Jリーグ・大分トリニータでは、ユニフォームスポンサーおよびソーシャルアクションパートナーであるネットワンシステムズ株式会社と協力し、社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。
そんなネットワンシステムズの冠デーであった2021年11月7日には、ホームゲームを『ダイバーシティ&インクルージョンデー』と題し、さまざまな取り組みを実施しました。今回はその活動と想いを取り上げます!
パラスポーツ体験拡大版
試合開始前のピッチレベルでは、ホームゲーム毎試合で行っているパラスポーツ体験会の拡大版を開催。
車いすバスケ、ボッチャ、シッティングバレー、ゴールボール、デフフットサルの5種目の競技を誰でも体験できる場所にしました。200名を超える方々が参加し、会場は大賑わい!
ゲストにミスタートリニータこと高松大樹さんを迎え、参加者と一緒にパラスポーツを体験。見ているよりも遥かに難しいパラスポーツの世界を体験した方々からは「初めてですが本当に難しかった!」「子どもと一緒に楽しめて良かった」などさまざまな感想が寄せられ、「知る」から「体験する」ことでパラスポーツの持つ意義を共感しました。
また、会場の横には「手話体験コーナー」も設置し、一人でも多くの人に手話を体験し覚えて帰ってもらう仕掛けとなっていました。
参加者のみなさんに覚えてもらった手話は「大分トリニータ!頑張れ!!」の言葉でした。
誰もがサッカーを楽しめるスタジアム演出
この日はスタジアムのビジョンにも様々な仕掛けがされていました。
聴覚障がいのある方向けに、場内アナウンスをすべて手話通訳付きで放映したり、選手名をすべてひらがなで表記し、知的障がいのある方や子どもがみても内容が伝わるよう工夫されていました。
また、応援のタイミングに合わせて手拍子を煽るスライドを表示させ、障がいの有無に関係なく誰もが一緒にサッカー観戦を楽しめるスタジアム作りを目指しました!
ソーシャルアクションフォトコンテスト~“知る”“考える”“実施する”きっかけ作り~
ソーシャルアクション活動を通じて社会問題解決に取り組みましょう!と事前周知で呼びかけ、実際みなさんが社会貢献を実施した写真にハッシュタグを付けて投稿してもらいました。
「献血しました」「マイボトル使ってます」「エコバック持ち歩いています」等々、たくさん集まった写真のなかから、ネットワンシステムズ竹下社長による厳正な審査の結果『ベストソーシャルアクションフォト』を選出し、ハーフタイムで発表しました。
社会貢献活動は個人でも身近なところから取り組むことが可能です。ひとりの小さなアクションが世界を変えるかもしれません。このイベントを通じて少しでもソーシャルアクションについて考えたり、やってみたりするきっかけになっていると良いですね。
古着deワクチン
皆さんは家にある不要な衣類が、世界中の子どもたちへのワクチンへと変わる活動をご存知ですか?この日行われた「古着deワクチン」は事前にSNSで告知し、サポーターの皆さんからの古着を寄付しワクチンに変わるブースを設けました。予想以上の古着の数に用意していた大量の回収BOXは瞬く間にいっぱいに!少し手を差しのべるだけで、たくさんの子どもたちの命に繋がることを身をもって感じました。
「ネットワン ダイバーシティ&インクルージョンデー〜HandCheer掌で応援してみよう〜」と題して行われた今日。障がいの有無、性別、国籍などに関わらずに誰もが分け隔てなく楽しめるようにというネットワンからのメッセージがぎゅっと詰まったイベントとなりました。
編集より
大分トリニータが『ダイバーシティ&インクルージョン』を1日で大きく実施したこの日。
事前にできる『ソーシャルアクションフォトコンテスト』や『古着deワクチン』。実際に試合の場で体験できる『パラスポーツ体験』や『スタジアム演出』で、来場者がさまざまな形で社会貢献にタッチすることのできる1日になっていました!
この日のスポンサーであるネットワンシステムズ株式会社。私も以前竹下社長とお話させていただきましたが、改めてその想い、そしてその実現に向けた大きなメッセージ性のあるイベントに感銘を受けました。こうした企業との連携を通じて、Jリーグのサポーターが社会貢献に触れ、さらにここからソーシャルアクションが広がっていくことを期待しています!
引用元:https://www.netone.co.jp/csr/social-action/oita-trinita/activity-report/20211227.html