特集

痛感する言葉の大切さ。日本の言語教育の革新へ~中目黒・GOGAKUDO~

英語を話せるようになりたいけど、全然話せるようにならない…。
英語の学習はつまらない…。

そんな悩みを抱えていた方も、「GOGAKUDO」を通じて、楽しく、勉強している感覚もなく英語が話せるようになるかもしれません。

中目黒にある英会話スクール・語学堂(GOGAKUDO)では、日本にいながらも短期間で英語を習得できる「擬似海外留学」を掲げ、最先端脳科学に基づいたプログラムを提供しています。

今回は、語学堂塾長であり、株式会社進鳳堂 代表取締役の小倉進太郎氏(以下:小倉)にご自身の経験や、語学への考えを伺いました。

語学堂・バナナシェイク
バナナ×英語!?GOGAKUDOが取り組む“語学エンターテインメント”言語学習における「向き不向き」が分かるようになる? 自分の適性が分かるようになったら良いのにな、と思ったことがある方も多いかもしれません。小倉進太郎氏(以下:小倉)が塾長を務める語学堂と大阪大学が共同で研究を進める「生体信号解析」は、そんな私たちの願いを叶えてくれるかもしれないアプローチです。 後編では、語学堂の新サービス「ござるのバナナ」と、「生体信号解析」に込められた想いに迫ります。...

「国連のような授業」に刺激を受けた

ーー言語教育が重要だと感じるようになったきっかけを教えてください。

小倉)学生時代にフランスのパリ政治学院に留学したことがきっかけです。授業のレベルが、日本の大学に比べて非常に高かった。毎日国連のような授業、いわゆるディベート形式だったり、Exposer(エクスポゼ=口頭発表)といって発表したら無数の反論が返ってくる授業で、いつも試されているようでした。

私自身は、喋ることは好きで得意でもあったので楽しんでいましたが、周りの人は疲労困憊の状態でした。学校を辞めてしまう人もいたし、良い環境に来ているのに、「知識が足りないのではなく話せない」ということにストレスを感じてしまってるところを見て、日本の閉塞感のようなものを感じました。なんかもったいないなと。

ーーその時のご経験が事業に繋がったのでしょうか?

小倉)留学で感じたことや考えたことを全てメモに残していて、その時に書き溜めた3ヶ月のノートが起業に繋がりました。プロダクトもメソッドもなかったので、自分の気持ちを教育の教科書にしたような感じですね。

留学を通して、言葉というものは、自分たちの生活やビジネスをする上でも非常に大事なんだなと感じました。会話が成り立たないと、気持ちよく仕事したり勉強したりすることは出来ないということに目が向き、帰国したら言語教育に関わるような事業がしたいと思うようになりました。

留学から戻ってきてから使命感を持っていろいろなことに取り組みました。上手くいかないこともありましたが、行政からの支援を受けることができたり、留学生に政策提言をまとめてもらうという場も作ることができました。

その時に、みんなから「進太郎は環境に恵まれて、英語も話せて良いね。」と言われることがよくありました。もちろん教育の機会を与えられていることは幸せなことですが、教育の機会を与えられていても、自分でそれを使いこなそうという視点がなければ意味がありません。また、社会的にも言語は「お金がある人や留学に行ける人が喋れる」ものというような概念が形成されてしまっている。ここを変える事業がしたいと思いました。

語学堂1

優秀なのは「自分で答えを求められる人」であるべき

ーー元から言語学習はお好きだったのでしょうか?

小倉)元々言語は嫌いではなかったのですが、英語を勉強したのは留学に行く前の3ヶ月くらいです。短期間で習得した経験もあったので、正直、英会話なんて誰でもできるでしょと思っているところがありました。

ただ、言語は好きだったんでしょうね。
高校生の頃に初めて2、3週間ほどオーストラリアに行ったんです。その時に、「海外で生活するのは楽しい」「喋れば友達になるし、とりあえず喋ればいいじゃん」というようなマインドを持ち始めました。

ーー海外に行く前から、教育には関心があったのでしょうか?

小倉)そうですね。勉強することは楽しいなと思っていたし、もっとこの楽しさを伝えたいなとぼんやりとは。その点、適性はあったのかもしれません。

ただ、テストをすることには意味がないなと思っていました。学んだことを確認してどうするの?と思う部分がありました。

ーー日本の教育の問題点はどういったところだとお考えですか?

小倉)パリ政治学院のシラバスを見て、母校である慶應は正直レベルが低いなと思いました。パリ政治学院での授業は「環境問題とEU」「オペラと人種問題」など色々なバックグランドが必要になる内容で、答えが一つじゃないのが大きな違いですね。みんなが一生懸命答えを求めにいく必要がある。「トルコはEUですか?」という授業があったんですが、みんな国の威信をかけたような本気度合いで向かってくる。各々、宗教や人種、歴史について多様な考えをぶつけるんです。

世論がどう動くかは変わるし、答えは自分で見つけなくてはいけない。先生の答えに自分の答えを合わせた人が優秀なのではなく、対話で答えを求め、未来を作っていける人が優秀な生徒となる社会の方が良いですよね。

語学堂2

「アソビ」ながら英語を学習できる!

「アソビ」とは?
あなたを世界で魅力的にする概念・手法”のこと。
アソビには 「楽しい・続けられる・仲良くなれる」 要素があります。
アソビを通して、 国籍、世代、価値観を超え 自分と相手の魅力を最大限に伝え、 共通点を探る。​​また、人間が本能的に持つモチベーションを 最大限に引き出す概念であり手法である。
語学堂公式ホームページより

ーーアソビ学習というあまり聞き慣れない言葉を使われています。「アソビ型」の言語学習について伺ってもよろしいですか?

小倉)「アソビ」というコンセプトはまだまだ青臭さがあり、道半ばなコンセプトだなと思っています。

私は、日本人は結構英語が話せると思っています。これは感じ方の問題だと思っていて、アメリカ人が「こんにちは」と話していたら日本語上手ですね、となりますよね。日本人としての感受性の問題で受け入れることができるからきっとそう感じる。日本人は単語も知っているし、それなりに英語を話せていると思います。ただ、なぜ英語を話さなくてはいけないの?と納得していない人も多いような気がします。

楽しいと思って勉強しないと結局続かないですよね。自分の経験を思い出しても「遊んでいたときに一番話していた」なと感じます。ただ、「遊んでいたら話せるようになる」ということを体系化するのがなかなか難しく、体系化しようとすると遊びじゃなくなるというジレンマがある。

アソビでは、主体的に継続的に楽んで、心の底から時間を忘れられるようにすることで「勉強しているという概念を無くしたい」そして「英語を義務教育から外したい」という想いがあります。これが「アソビ」に行き着いた経緯ですね。

ーー勉強したり、話したりしたいけれど、話せない日本人が多いと思います。自己肯定感を上げるにはどうアプローチしたら良いと思いますか?

自己肯定感を上げるには、心の拠り所があることが大切なのかもしれないですね。他者を受け入れるだけでなく、自分のことを大切にするということも重要ですよね。教育の中で自己肯定感を上げていけたらと思っています。

生体信号解析で「自分にしかできないこと」を知る、僕が僕だ、私が私だと思えるチャンスを増やしてあげることが自己肯定感に繋がると考えています。

(生体信号解析については、後編で詳しく触れていきます。)

編集部より

ご自身の経験からGOGAKUDOの事業を展開されている小倉さん。読者の方も、小倉さんの経験や考えに触れ、自分がこれまで受けてきた英語教育を思い返し、感じることがあったのではないでしょうか。

後編でご紹介する「生体信号解析」は、自分の適性を知ることが出来る画期的なアプローチ。自分に向いていることが分かったら、もっと楽しく人生を送れそう、とぼんやり夢に描いたことのある方(私自身もそう思っています)に、ぜひご一読いただきたい内容となっています!お楽しみに!

語学堂・バナナシェイク
バナナ×英語!?GOGAKUDOが取り組む“語学エンターテインメント”言語学習における「向き不向き」が分かるようになる? 自分の適性が分かるようになったら良いのにな、と思ったことがある方も多いかもしれません。小倉進太郎氏(以下:小倉)が塾長を務める語学堂と大阪大学が共同で研究を進める「生体信号解析」は、そんな私たちの願いを叶えてくれるかもしれないアプローチです。 後編では、語学堂の新サービス「ござるのバナナ」と、「生体信号解析」に込められた想いに迫ります。...