『想いと共感』
この連載では、Sports for Socialメンバーの想いをインタビュー形式でお伝えします。
第2回目は、取締役である柳井の想いに迫ります。
はじめは素直な共感から
ーー柳井さんがSports for Socialに関わったきっかけについて教えてください。
柳井)筑波大学時代の後輩である山本大輔の紹介で、Sports for Social代表の山﨑蓮と会ったのがきっかけです。話したその場で即決しました。私が入った当初はまだ立ち上げたばかりで、営業から取材、記事執筆までいろいろなことに関わらせてもらうようになりました。
ーー当初からスポーツ、社会貢献への興味はあったのですか?
柳井)正直そこまでなかったです。山﨑からの、『こういうことをやりたい』という話に対して、素直に『社会貢献っていいことだよな、想いって大事だよな』と共感し、自分にできることから協力させてもらいました。
ーーそうなんですね!元から社会貢献への意識の高いメンバーばかりなのかと思っていました。
柳井)他のメンバーは、元からいろいろなことを考えていた結果、Sports for Socialと出会ったという人が多いですよ。全員すごくいいことを考えているし、それぞれに興味の方向が違ったりしていて。
そうしたメンバーの中で、僕は『共感』した結果入ったという背景もあり、みんなの想いをフラットに見ている立場なのかなと思います。
『共感』をする体験
ーーSports for Socialの読者は、どのようなことを考えながら記事を読んだらいいですか?
柳井)記事を読みながら、『この想い素敵だな』と感じたことをすごく大事にしてほしいです。
新たな行動の第一歩は、ポジティブな感情であるべきだと思うんですよ。「SDGsだからやらなきゃいけない」というスタートでは、絶対に続かない。『素敵だな』という一見すると軽い動機でも、想いへの共感は思考を変え、行動を変え、そしてまわりへの影響を変えていきます。
僕自身がそんな流れで今に至るので、間違いないです。(笑)
ーーSports for Socialってどんなメディアですか?
柳井)出ている記事の中では、僕がインタビューさせていただいた記事もたくさんあります。僕たちが取材する方々は、社会への想いや、まわりの人たちへの想いに溢れています。
僕たちはこれを、ちゃんと『想い』として伝える。決してニュースや、人々の興味の湧く話題としてではない。その点にはある種の難しさを感じることもありますが、かなりのやりがいも同時に感じます。僕の進む道を決めた『共感』をSports for Socialの記事を通して皆さんにお届けしたい。いい想いは本当にたくさん世の中に溢れているので、それを想いとして伝える、伝わるプラットフォームとして、僕たちも日々成長していきたいですね。
すごくありがたいことに、いろいろな形でお話させていただく企業さん、団体さん、スポーツクラブさんなどに本当にご評価をいただいています。まわりを巻き込んで成長していきながらも、いい意味で芯をブラさずやっていきたいです。
僕たちが『想い』を発信する、『共感』をつくる。
読者のみなさん、インターンの学生たち、関わる人すべてにこの想いが伝わっていくと嬉しいです。
ーー柳井さんの作りたい社会とは?
柳井)「こんな社会にしたい!」というのは、確固たるものがないというのが正直なところです。でもこう考えてる人って多くいらっしゃると思います。
だからこそ、いろいろな方の想いに共感することは忘れずに生きていきたい。常にオープンに、みんなの想いを聞ける、そして伝えていける存在でありたいと思います。
ーーありがとうございました!