私たちの想い

「僕は、こんな社会をつくりたい」 Sports for Social 創業者 山﨑蓮|【連載】想いと共感 vol.1

想いと共感 vol.1。
この連載では、Sports for Socialメンバーの想いをインタビュー形式でお伝えします。

第1回目は、Sports for Social創業者の山﨑の想いに迫ります。

スポーツと社会貢献を掛け合わせる

ーーまずはじめに、どんな経緯でSports for Socialを創業したのか教えてください。

山﨑)「スポーツと社会貢献の掛け合わせは社会課題解決の一手につながるのではないか?」という考えがはじまりでした。
スポーツには、想いを伝える、感動する、共感する、共有するといった要素があります。
そして、よくよく考えてみると、社会貢献活動は、想いある人が共感者を集めて同じゴールを目指す。こうした点でスポーツに近い部分があるなと。
唯一違うところであり、社会貢献活動の課題にあたる部分は「認知度」でした。だからこそ、スポーツという多くの人が関心をもつコトと掛け合わることで、活動の想いが広がっていくのではないかと考えました。

ーーそうした想いで「Sports for Social」が始まったのですね。最初はどのようなアプローチからスタートしましたか?

山﨑)いきなり世の中の社会貢献活動を記事として掲載しても、多くの方にリーチし共感してもらうのは大変だなと思っていました。
なので、最初は、とにかく仲間・ファン(=読者)集めに徹しました。

スポーツ関心度が高いと社会貢献への関心も高い!?

ーー具体的にどのようにして読者を増やしたのでしょう。

山﨑)アスリートやスポーツチームが取り組んでいる社会貢献活動を積極的に紹介していくことにしました。
自分の応援するアスリートやスポーツチームが取り組む社会貢献活動なら関心持てるのではないか?と。

実際に記事を掲載すると、予想通りチームやアスリートのファンの方が好反応を示してくれました。

「これだな」と思いましたね。チーム×ファンのエンゲージメントに「社会貢献活動」をプラスさせていく

あまりに反応が良かったので、ある調査を行いました。スポーツが好きな人と社会貢献活動との関係性についての調査です。

この結果については予想以上でしたね。
スポーツへの関心度の違いでこんなに明確に差が出るとは思っていなかったので、びっくりしました。

スポーツと社会貢献に関する意識調査結果 より

チーム以外の社会貢献活動につなげる

ーースポーツから離れた社会貢献活動との紐付けはどのように考えましたか?

山﨑)ここが一番ハードルがある部分だと思っていました。
多くの社会貢献活動はスポーツと直接関係があるわけではないので、どのように興味を持ってもらえるか。

我々の狙いとして、読者はまず自分の応援するスポーツチームがやっている社会貢献活動を知り、関心を持ち、そしてチーム以外の他の社会貢献活動に興味を持つ。その活動を応援するアクションをとる。ということを想定しています。

スポーツチームの社会貢献活動の記事からうまく回遊するようにメディア内で仕掛けをしました。
可能性の感じる行動履歴を見つけることができていますが、とはいえ、ここに関してはまだまだ試行錯誤中ですね。

ーー現状感じている課題と今後の展望について教えてください。

山﨑)Sports for Socialは、「SDGsに関心をもつ人を増やしたい!」、「社会貢献活動のアクションを増やしたい!」っていう役割のメディアではないと思っています。
どちらかと言うと、「こんな活動もあるんだ」、「こんな想いをもってやってる人がいるんだ」、「なんかこの活動いいな。」のような声の方が目指すところかなと思ってるんですよね。

SDGsの認知度が上がったことはとても良いことです。共通の課題認識を持ち、ゴールを目指す。これはある意味で分かりやすい。
一方で、必ずしもそれが最短ルートとは限らないし、義務をこえて共感できるかは別物だと思います。

Sports for Socialは、知るきっかけになる、共感できるものを見つける、応援したいことに出会う役割のメディアでありたいし、この軸はぶらしてはいけないと思っています。

ーーここからは山﨑さん個人の想いをお聞かせください。

山﨑)『夢であふれる社会にしたい』という想いは強いです。これはSports for Socialをやる上でも、会社を経営するという意味でも大事にしています。

まだまだ今の日本は、生まれた時に障がいや家柄によってその人の人生がある程度決まってしまう社会です。
抽象的になってしまいますが、「誰もが平等に夢を持ちチャレンジできる社会」、
「失敗した時や何かを失った時に誰かに寄り添える社会」が僕がつくりたい社会です。
50歳からでも新卒としてチャレンジできる社会であり、障がいを抱えている人が政治家や経営者にチャレンジできる社会。

たくさんの失敗をし、何もかも失った人が再起できる社会であり、そんな人すらも応援できる社会。

多分、そんな社会をつくって、みんながそれぞれのハッピーを全うできるようにしたいんだと思います。哲学が民主主義を生んだように、哲学をもって突き進むことで新しいより良い社会は築けるはず。自分と仲間を信じて突き進みたいと思います。

ーーありがとうございました!