私たちの想い

【発達障がいの子どもを育てる母親のこだわり奮闘記】クラスメイトとの関わり

こんにちは、ちぃ母です(^^)
先月は寒くなったり暑くなったり、また大雨が降ったり忙しい天気でしたが、ようやく秋が深まってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

おかげさまで、おしんは変わらず朝時間を守って学校に登校しています。ちぃ母も朝8時に家を出る事にだいぶ慣れました。(以前は9時でした。)

しかし、なかなか一筋縄ではいかないものです。

先日、おしんのクラスに「一型糖尿病」のお子さんがいらっしゃっるということが、公表されました。おしんにとってそれは未知の病ですから、「うつるかもしれない」と不安がるのです。
一緒にインターネットで「一型糖尿病」について調べて、うつらない事は分かったようなのですが、それでも怖いようで、登校時にその子がいると、「ヤダーーーー」と逃げ出してしまうのです。

その子も活発な子で、おしんと一緒に遊ぼうとしてくれるのですが、毎回逃げ出してしまう始末です。毎日の繰り返しでどうしたものかと戸惑いますし、おしんにイラついてもしまいます。

先日は寝る前に「ちぃ母がリウマチだという病気と言うことは知っているよね?これだけ一緒に過ごしていても、おしんにうつってないでしょ?それと同じで、一型糖尿病もうつる病気じゃないって言われてるよね?大丈夫だよ!」と話してみました。

いったんは納得していたのですが、朝登校するとやっぱりダメで「ヤダーーーー」と言って逃げていました。

知らず知らずのうちに、他人を傷つけたり差別していることに気づけるほど成長していないことは十分わかるのですが、どのように説明していけばいいのかわかりません。周囲に受け入れてもらうために必死やりながら、我が子が人を排除してしまうという皮肉な状況に、
本当に悩んでしまいます。

この記事をお読みの方で、何かアドバイスを頂けたら幸いです。

さて、前回の記事で書いていたのですが、那須の移動教室に無事に行くことができました。当日は大雨でどうなることかと思いましたが、足がずぶ濡れになりながらも、笑顔で帰ってきたおしんを見て安心しました。

出発式で落ち着いて話を聞くおしん、バスの運転手さんの目をしっかり見ながら「お願いします」というおしんを見て、当たり前のことが当たり前にできなかったおしんの変化にちぃ母目頭が熱くなりました。

お友だちとも楽しく過ごせたようなのですが、一つ大きなハプニングがありました。バスの中で前に座っている子が嘔吐してしまったのです。先生のご判断で他のお友だちはバスから出たのですが、おしんは車内に残ることになりました。おしんは、なぜ自分は出れないのかとパニックになり、勝手にバスから飛び出してしまったようなのです。

イレギュラーなことが起こるとまだまだ難しいところがありパニックを起こしてしまいます。今は時間をかけていろんな体験がおしんの中に入って、彼が安心して受け入れられるように見守っていくしかないと思っています。

来年は宿泊教室があります。それに向けておしん、先生と一緒に頑張って行きたいと思います。(ちなみに、10人くらい嘔吐していたけど僕は用意周到だから酔い止め飲んで大丈夫だったよと言っていましたがちぃ母が先生に「酔い止め飲ませてください」と言ったことは内緒です。笑)

翌日には、ちぃ母の勘違いで危うくパニックを引き起こしてしまうところでした。お迎え時間を15時だと思っていたちぃ母は家でのんびりしていました。すると、学校から電話が。

「今日は5時間授業で14時迎えですよ~」

焦ってお迎えに行くと、先生とベンチに座りおとなしく待っていたおしん。走って近寄ると、先生が「凄いですよ!!落ち着いて待つことが出来ました!褒めてあげてください~!」「○○くん(いつも一緒に帰っている友達)が先に帰っても、こういう事もあるからね!いつも同じとは限らないからね!と話すとおしんくんも理解して待つことが出来たんですよ!」と話してくれました。
イレギュラーな事があっても落ち着いて待つことが出来たおしんに成長をすごく感じました。

帰り際におしんから、「これ、こだわり奮闘記に書いてね」と言われ、約束通り書きました(笑)。

成長したことと言えばもう1つ。現在来週の音楽発表会に向けて練習中なのですが、2時間くらいジッとして静かにしていなければいけないのです。ジッと静かにしているというのはおしんにとっては凄く大変なことなのです。

それでもななんとか2時間我慢し、「終わったよ!」と言う付き添いの先生の言葉で、ダッシュで教室に戻り床に這いつくばって大泣きしたようです。

今までだったら、練習の場で暴れてしまうか逃げ出してしまって、周りの人にも迷惑をかけていたと思うので大きな成長を感じられました。今日も2時間練習があるようなのですが、大好きな女性の先生がいらっしゃるので少し安心しています(笑)(その先生にはいいところ見せたいおしんなので(笑)。

最後に、もうすぐ長期休みをとっていた6年生のお子さんが戻られるようです。3か月施設にいたという噂ですが真相は分かりません。

おしんが言うには「更生されて戻ってくる」という事でしたが、正直、ちぃ母不安です。おしんは影響を受けやすいので、そのお子さんが戻られるのは良いのですがまた前のようになってしまうのは正直勘弁です。

支援学級なので、そのようなお子さんがいらっしゃることも十分承知です。実際におしんも約4か月前までは暴言暴力が酷かったです。ちぃ母が言えることではないかもしれません。笑い方や言葉遣い、行動すべてに影響されてしまいます。

今は別のお友だちと仲良くしていて、その子の笑い方や言動を真似しています。
暴力暴言は少なくなりました。今のクラス環境が変わってしまうのではないかと思うと怖いのです。
成長して帰ってきたのか、はたまた変わらずなのか。
おしんには影響されず学校生活を楽しんでほしいと思います。

こんなことを思うちぃ母は傲慢でしょうか?自分勝手でしょうか?おしんの成長を感じる一方で、いろいろなことを考えさせられる今日この頃です。

(写真は、おしんが海を見たいと言ったのでお台場に出かけた時の一枚です。)

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