私はコンポスト作りをやりながら、「環境に良いことやっている!」と思っていたのですが、実はそんな悠長な事を言っている場合ではなく、地球は燃え上がろうとしていて、私がやっているのは「その火消し役」でもあるのだと思うようになりました。
無事にLFCコンポストアドバイザー試験に合格をして、継続学習に参加し始め、そこで共有されたIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)からの最新の報告によると、地球の状態は簡単に言うと、「やばい状態」から「マジにやばい状態」になっているようです。BBCニュースジャパンの記事が分かり易かったのでご覧ください。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-58154907
急激な気候変動の原因は私たち人類だと聞くと、深く考えさせられます。同時に、対策は色々とありますが、オーストラリアの環境大臣が声明で、「堆肥化ほど循環的なアプローチを具体化するものはありません。」と言われ、コンポスト作りが、誰もが地球の火消し役になれる具体的なアクションだと自信を持つことが出来ました。
先日、地元・京都で初めてのLFCコンポストを使ってできた堆肥の回収イベントが行われ、アドバイザーとして参加しました。このイベントは、LFC株式会社、京都の株式会社夢びと、循環パートナーの京都市内8社の企業等が参画していました。LFCコンポストは20kgの生ごみを投入可能で、それによりCO2を9.8kg削減できます。今回のイベントは、生ごみ減量により生ごみの焼却時に排出されるCO2削減に取り組む実証実験でもあります。
イベントは土曜日と日曜日の2日間で、循環パートナーの1社である京都大丸の敷地内で行われました。初日には、LFCの代表である平さんのトークショーが行われ、私もコンポストバッグの設置の仕方について説明をさせて頂きました。
アドバイザーとしてのメインの仕事は、持ってこられた堆肥の診断や、皆さんのコンポスト作りの悩みや気になることの相談を受けることです。虫の発生や熟成のこと、投入する生ごみのことなど、色々な話をすることが出来ました。よく出来ているフカフカの堆肥に実際に触ってもらって、今後の参考にもしてもらいました。堆肥が上手く出来ているか不安そうに持って来られる方々が、一緒に堆肥を見て、色々と話をした後に笑顔で帰られる姿を見てとても嬉しく思いました。
持ち込まれた堆肥は本当にそれぞれですが、コンポスト作りに失敗はありません。沢山の堆肥を囲んで堆肥談義をするのはとても楽しかったです。偶然に通りかかった方々も足を止めて、堆肥を見たり、販売されていた無農薬野菜を買ったり、コンポスト作りを始めようとLFCのバッグセットを購入された方もいました。
本当に沢山の方がコンポスト作りに興味を持って頂いているようで今後の広がりが楽しみになりました。回収した堆肥は、契約農家さんに引き取られ、追熟をしたのちに畑で使われるという循環サイクルが生まれています。今後、このような堆肥の回収場所が増えていけば良いなあと思います。
今回は、京都での取り組みを話しましたが、次回は、他の都道府県での取組みも紹介をしたいと思います。
私の庭では出来た堆肥で家庭菜園にチャレンジをしています。初心者でも安心なリーフレタスは種から植えて、近所のガーデニング店からはブロッコリーの苗を購入して植えてみました。自分で循環を作ることが出来る!これがコンポスト作りの醍醐味でもあります。
地球全体でみると毎日膨大な量のゴミが出ています。私たちは、今の子どもたちにこの地球をどんな状態で渡すことが出来るのだろうと思うことがあります。コンポスト作りは環境に優しい誰でも出来る小さな循環生活、燃えあがろうとしている地球の火消し役になることが出来ます。私がこのようにコンポスト作りについて伝えることで、誰かの小さなソーシャル活動の一歩につながればと思います。
京都在住/50歳代女性
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