3分解説

【3分解説】海洋プラスチック問題とは?事例とともに解説!

海洋プラスチック問題

海洋プラスチックとは、私たちの普段の生活や経済活動から海に流れ着いたり、直接海や川に捨てられたりして、最終的に海洋を漂うプラスチックごみのことを指します。近年、さまざまな国や企業がこの問題について取り組んでいます。今回は、そんな海洋プラスチック問題について、その原因などについて事例とともに解説していきます。

HONDA
スポGOMIでビーチクリーン!海岸でのゴミ拾いをアスリートと車いすの方が一緒に楽しむ世界へ〜Honda Beach Clean with スポGOMI〜本田技研工業株式会社(以下、Honda)が行うHondaビーチクリーン活動は、今年創立75周年を迎えたことをきっかけに、2006年から全国200ヵ所以上で行われてきたものからアップデート。特別企画『Honda Beach Clean with スポGOMI』をHondaの事業所がある全国6カ所で開催しています。 「ゴミ拾いはスポーツだ!」をコンセプトにしたスポGOMI。そして、Hondaが持つ多くの公式スポーツクラブ。これらが掛け合わさった、新しく楽しい社会貢献活動について、本田技研工業株式会社 社会貢献推進室の生方信孝さん(以下、生方)にお伺いしました。...

海洋プラスチック問題とは?

プラスチック製品は丈夫で長持ちするために、一度海に流れついてしまうとほとんど分解されることなく、海洋生物の生態系や私たちの生活にも悪影響を及ぼすとして、さまざまな国や企業がこの問題について取り組んでいます。では、具体的にどのようなことが問題になっているのかみてみましょう。

  • 海洋生物(魚類、海洋哺乳類、海鳥など)の生命を脅かす
  • 生態系への影響による、生物多様性や環境保全機能の損失
  • 漁獲量の低下(漁業への悪影響)
  • 海洋プラスチックごみによる景観の悪化(観光業への悪影響)
  • プラスチックの成分を取り込んだ魚・貝を摂取することによる、人体への長期的な影響
プラスチックゴミ
HONDA
Hondaアスリート対談〜車いす陸上選手×元ラグビー選手が語る「アスリートのチームワークが輝く地域貢献」〜本田技研工業株式会社(以下、Honda)では、『Honda Beach Clean with スポGOMI』と題したイベントを、Hondaが持つ各スポーツチームと掛け合わせながらHonda事業所がある全国6ヵ所で行ってきました。 なかでも、大分県大分市の田ノ浦ビーチで行われた活動には、Hondaの特例子会社であるホンダ太陽株式会社に所属する車いす陸上競技選手の佐矢野利明さん(以下、佐矢野)など、ホンダアスリートクラブのメンバーも参加しました。チームに分かれて競う『スポGOMI』だけでなく、腕相撲やラグビー体験などの交流も行った参加者たち。最後には、キッズスポッチャ(障がいのある子ども達のスポーツ活動を支援するNPO法人)の子どもたちから、活動を盛り上げてくれた三重ホンダヒート(Honda公式ラグビー部)へサプライズプレゼントがあるなど、関係者全員が充実した気持ちになる活動でした。 今回は、前述の佐矢野さんと、元ラグビー選手(三重ホンダヒート)で現在は本田技研工業株式会社 社会貢献推進室でHondaビーチクリーン活動を担当する生方信孝さん(以下、生方)とともに、スポーツチーム、選手が社会貢献活動に参加する価値について考えていきます。...

海洋プラスチック問題が起こる原因

海洋プラスチック問題が発生する原因はさまざまですが、主な原因としてはプラスチック製品生産の増加や、ポイ捨てや不適切な処分方法などが挙げられます。
特に、海洋プラスチックの8割が陸から流出したもので、そのプラごみを出している地域の多くがアジア諸国ですが、日本も一因となっています。

海洋プラスチック汚染というと、よく想像されるのが海岸での「ポイ捨て」ですが、海に直接ごみが投げ込まれるというよりは、どこかに捨てられたポリ袋やストローが、ごみの埋め立て地などから雨に流されて川に流れつき、そして最終的に海に漂うことになっていることもあります。

楽しみながら、体験を通じて学ぶ!スポーツを活用したチームビルディング研修の可能性近年、企業においてチームビルディングは重要視され、「チームビルディング研修」を行う企業は増加しています。 一方で、社員が能動的に参加し、かつ明日からの仕事に活きる学びを得られる企業研修をするためには、内容の工夫が必要です。 そもそも、「チームビルディング」とはなんでしょうか。その定義を探ってみると、スポーツを活用したチームビルディングの可能性が見えてきます。...
ジェイリース 永芳×木島
選手から見る、「ソーシャルクラブ」の価値 ジェイリースFC 永芳・木島に聞く!サッカーチームがSDGsの発信をする。Jリーグでも多くのチームが取り組むようになったが、大分・ジェイリースFCは3年前から継続的に行っています。サッカー以外、ましてや社会貢献に関する発信。ともすれば、「選手はやらされているだけでは?」という感想を持たれてもおかしくないと思います。 今回は、立ち上げ当初からのメンバーで、監督も務める永芳卓磨さんと、こちらも立ち上げ後すぐに加入した木島悠さんにお話を伺いました。...

海洋プラスチック問題への対策

現在、世界中の地域や企業で、使い捨てプラスチック製品の使用が次々に禁止されています。たとえば飲食店のプラスチックストローが紙ストローになったり、レジ袋が有料化、ヨーロッパを中心に使い捨て容器を使う必要のない「量り売り」のショップが流行などがあります。

日本でも、2020年7月からレジ袋の有料化が始まりました。政府は、根本的に国内のプラスチックごみを大幅削減するというよりは、人々のライフスタイルを見直すきっかけだと今回の取り組みを位置づけています。

吉冨愛子
元プロテニス選手がウガンダから感じた幸せとスポーツの可能性とは「私たちよりも現地の人たちの方が幸せなのではないか?」 アフリカ・ウガンダを訪れた元テニスプレイヤーの吉冨愛子さん(以下、吉冨)。スポーツやテニスを通して子どもたちへの支援を考えていた彼女は、ウガンダの人々の心の豊かさに驚きを感じるとともに、改めて自身にどんなことができるのかを考え始めます。 サラヤ株式会社も、同じくウガンダで『100万人の手洗いプロジェクト』などの活動を行っており、これまで多くの現地の方々と交わってきました。 今回は“ウガンダ”という共通項で繋がる両者の対談です。吉冨さん、そしてサラヤ株式会社広報宣伝統括部 廣岡竜也さん(以下、廣岡)とのお話から、皆さんも是非一緒に考えてみてください。...

私たちにできること

では、海洋プラスチック問題に対して私たちは何ができるのでしょうか。簡単にできることとして、以下のようなことが挙げられます。

  • ゴミを地域のルールに沿って分別して捨てる
  • ゴミのポイ捨てはしない
  • リサイクルする
  • マイボトル・マイバッグを持参する
  • 詰め替え可能な洗剤を使う

みなさんも、自分のできることから少しずつ始めてみてはいかがですか?

WWFジャパンの活動もチェックhttps://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3776.html

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ビジネスにおけるリーダーシップ開発|スポーツで学べる「AI時代において不可欠な能力」とは?今後ますますAI技術が成長すると見込まれる中、コンピューターでは代替できない能力の1つとしてリーダーシップが注目されています。この記事では、リーダーシップ開発の意味やリーダーシップの種類、またリーダーシップ開発の手法やリーダーシップ開発でよくある勘違いなどについて解説していきます。 ...

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