サラヤに聞いた!ウガンダで行う「100万人の手洗いプロジェクト」のお話[PR]


Sports for Socialでは、サラヤ株式会社(以下、サラヤ)のボルネオで行っている環境保全活動に関する連載を掲載してきました。今回は、サラヤ創業の原点でもある「手洗い」のプロジェクトについて前編、後編の2回で紹介します。

前編の今回はサラヤの創業と、アフリカ・ウガンダで行われている「100万人の手洗いプロジェクト」のお話です。

手洗いを日本に広めた衛生企業

手肌と環境にやさしい洗剤として知られる「ヤシノミ洗剤」の製造メーカーであるサラヤ。
実は、食品工場や外食産業などの食品衛生から学校や企業、公共施設から交通機関などの公衆衛生、そして福祉施設や病院などの医療衛生といった厳しい衛生管理が求められるプロの現場で活躍する感染予防のトップメーカーです。


(写真)1952年当時の手洗いの様子

サラヤが創業された1952年、衛生状態の整っていなかった当時の日本で流行していた赤痢の感染拡大を止め、予防をできるようにと開発されたのが日本初の薬用石鹸液であり、緑色の石鹸液として知られる「シャボネット」でした。シャボネットを使うことで、手を洗うと同時に殺菌・消毒が可能になり、赤痢の罹患者数は大幅に減少していきました。
またサラヤは石鹸の開発・発売だけでなく、“なぜ手洗いが必要なのか”を「食事の前には手を洗おう」などの標語にまとめることで、日本中に手洗いの重要性を啓発していきました。


(写真)シャボネット

「手洗い」を、アフリカ・ウガンダへ

「手洗い」という「衛生」を原点に始まったサラヤですが、ヤシノミ洗剤をきっかけに取り組んだボルネオ島の環境保全活動からサラヤは「環境」問題に力を入れている企業という印象が強い人も多いのではないでしょうか。
しかし2012年に創業60年を迎えるにあたり、サラヤは2010年から自社の創業原点である「衛生」を通じた新しいプロジェクトを東アフリカのウガンダで始めることになりました。
なぜアフリカで「手洗い」が必要なのか?
それは、正しい手洗いの習慣を身につけることで、救える命がたくさんあるからです。
世界中の5歳未満で亡くなる子供の数は、1年間で810万人もいます。
1日で2万人以上の子どもたちが、5歳になる前に命を落としています。
正しい手洗いを行うことで「100万人の子供たちの命が救える」のです。

100万人の手洗いプロジェクト

途上国の衛生・手洗いに貢献するために2010年から「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」がウガンダのユニセフと協力して開始され、プロジェクト開始から10年間たった現在でも支援活動が行われています。

100万人の手洗いプロジェクトでは、ウガンダの学校や村に牛乳などを入れていた容器に枝や紐を通した簡易の手洗い設備「ティッピータップ」を設置するだけでなく、ウガンダユニセフの方と共に「なぜ手洗いが重要なのか」「手洗い時に石鹸を使うことの大切さ」「いつ手洗いをするのが効果的なのか」といった手洗いに関する教育活動も同時に行っています。

ウガンダの人々が正しい手洗いの知識を身に着けられるようにするために、現地ラジオを通した啓発活動も行われています。子どもたちだけでなく、5歳未満の子供を持つ母親に手洗いを認知してもらうためでもあります。


(写真)母親に手洗いの重要性を理解してもらうことが大切

活動資金は、ハンドソープやアルコール手指消毒剤を始めとするサラヤの対象衛生商品の売上の1%が日本ユニセフに寄付され、ウガンダでの手洗い促進活動支援に使われる仕組みになっています。

2010年に始まった「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」。
プロジェクト開始前の2009年の5歳未満児死亡率は1,000人あたり89人でした。
プロジェクト開始後には減少を続け、2019年の5歳未満児死亡率は1000人あたり59人となっています。

「手洗いの習慣」を身につけることで、救える命があるのです。

次回、サラヤがウガンダの病院で取り組む「病院で手の消毒100%プロジェクト」について紹介します。

■参考
日本ユニセフ協会「すべての子どもに、5歳の誕生日を。」:https://www.unicef.or.jp/special/10sum/5th_birth.html
ウガンダ 5歳未満児死亡率:https://jp.knoema.com/atlas
サラヤ株式会社:https://www.saraya.com/
サラヤ ボルネオ環境保全活動プロジェクト:https://www.saraya.com/conservation/
SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト:https://tearai.jp/

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