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“J11”のフットボールクラブが年間50回ものホームタウン活動を行う理由〜COEDO KAWAGOE F.C〜

COEDO KAWAGOE F.Cサムネ 2

2020年9月に発足したばかりのフットボールクラブ・COEDO KAWAGOE F.C。J1リーグから数えるとJ11に相当する川越市社会人2部リーグからJリーグ参入を目指している。

「フットボールクラブを通じて、川越に夢と感動を創出し続け、100年続くクラブへ」をミッションに掲げ、サッカーだけでなく、ホームタウン活動にも力を入れて取り組むCOEDO KAWAGOE F.Cについて、取締役の中島涼輔さん(以下:中島)にお話を伺いました。

サッカークラブを通して川越市に今までない価値を提供したい

ーーCOEDO KAWAGOE F.Cについて教えてください。

中島)2020年7月にクラブを立ち上げると発表し、9月に発足した、まだ1年経たないぐらいのフットボールクラブです。埼玉県川越市という埼玉県で3番目の都市をホームタウンにしたクラブで、2021年3月から始まったシーズンでは、J1から数えるとJ11に相当する川越市社会人2部リーグに所属しています。

ーーなぜ川越市でフットボールクラブを立ち上げようと思ったのですか?

中島)いくつか理由はあるのですが、一番大きな理由は、中学の同級生で今回クラブの代表をやることになった有田も僕も、お互い近い将来自分でサッカークラブを運営したいと思っていたことですね。

出身が川越の隣町であったり、僕自身も川越でサッカーをして過ごし、川越の高校に通っていたこともあって、川越市はとても素敵な街だということも知っていましたし、そういった街をホームタウンとしたフットボールクラブで本気でJリーグを目指したいという想いがあったので川越市を選びました。また、川越市は人口35万人ほどの都市で、年間700万人もの観光客が訪れる大きな街にも関わらず、スポーツの文化がなかったので、ビジネスの面でも成長の余地があると感じて、川越市をホームタウンとし、挑戦することにさせていただきました。

ーー川越市で活動をしていく中で、COEDO KAWAGOE F.Cが大切にしているミッションやビジョンはありますか?

中島)私たちはかなりミッション・ビジョン・バリューを大切にしていて、その部分に共感してくれて入ってくれた選手やスタッフがほとんどです。ただサッカーだけして強ければいいというチームではいけないと感じていて、“なぜクラブが存在しないといけないのか”という部分が大切だと思っています。そのため、「フットボールクラブを通じて、川越に夢と感動を創出し続け、100年続くクラブへ」をミッションとして掲げています。

私たちは、“サッカーをすることは手段であり目的ではない”ということを大切に、フットボールクラブとして、川越市に今までにない価値を提供したいと考えています。

ミッションを実現する上で、「(1)川越初のJリーグ参入への挑戦」「(2)クラブ事業で新しいビジネスモデルへの挑戦」「(3)関わる人全員が心から誇れるクラブへの挑戦」という3つの挑戦をしていきます。

 

例えば3つ目については、関わってくれる人に誇りに思ってもらえるぐらい街に貢献できていることや、働く人も幸せを感じるということが必要だと思います。Jリーグをはじめとして、既存のスポーツクラブは年収がなかなか上がらなかったり、働きたくても働き続けられない環境が少なからず存在しています。そのようなことへの課題意識から今回設定しています。

ビジョンは「Exceed The Limit」(フットボールクラブの限界を超えていけ。)です。フットボールクラブだからサッカーだけをしていればいい、スポンサーに頼って事業をやっていればいいということではないと思います。自分たちの限界を超え、挑戦・成長することで川越の街や日本全体に価値を提供し続けたいです。

年間のホームタウン活動の目標は50回⁈

ーーミッションの中でホームタウン活動のお話がありましたが、実際どういった活動に取り組まれているのですか?

中島)社会人リーグのクラブでは、ホームタウン活動のような社会貢献活動をやっているところは少ないんですよ。ただ私たちは金銭的な利益にはならなくてもこのような取り組みはとても大切だと考えて、ホームタウン活動には年間の目標を設定して取り組んでいます。今年だと年間50回を目標にしています。

また、選手にも協力してもらっています。今年に関しては、年間の活動の10%、5回以上は必ず全員参加という形で取り組んでいます。実際の取り組みとしては、例えば、毎月2回「COEDOクリーン活動」としてごみ拾いを行ったり、先月はパートナーの明治安田生命さんと一緒にサッカー教室を行ったり、その時は50人ぐらいが参加してくれました。

先日、代表の有田やクラブの社員が川越の自治体の花植えイベントにも参加させていただいた時に、クラブからは何もお願いしていない中、自治体の方がCOEDO KAWAGOE F.Cののぼりを作成してくれたんです。さらに、「川越に夢と感動を創出し続け、100年続くクラブへ」というミッションやホームタウン活動などの地域貢献活動に共感していただいてスポンサーになっていただいた企業様もたくさんおられるんです。私たちが「Jリーグ参入を目指します」と言って、ただサッカーだけをしていたらこういったご縁もなかったと思っています。

クラブが掲げているミッションは、ただサッカーが強ければいい、稼いでいればいいでは達成できないと思うので、こういった活動はとても大切だとこの1年で改めて感じました。

「私たちの挑戦が、誰かの希望や夢を持つきっかけに」

ーー今後COEDO KAWAGOE F.Cでは、社会や地域でどのような活動をしていきたいですか?

中島)いろいろありますが、私と有田は今年30歳になる歳で業界的に見ると比較的若いので、何も後ろ盾のないところからクラブを作って、事業をしている私たちの挑戦を見て、誰かの希望や夢になれたらいいなと思います。あいつらがあんな無謀な挑戦してるなら私もやってみようと思ってくれたら嬉しいですね。

スタッフだけに限らず、選手たちの日々挑戦する姿も同じで、私たちの挑戦が誰かの何かの行動を変えるきっかけとなり、その結果、川越市にとってもプラスになる形になったら、私たちが存在している価値があるのではないかと思います。ミッションにもある「夢と感動を創出し続ける」ことを大切に活動していきます。

ーーありがとうございます。今後の活動がとても楽しみです!

 

COEDO KAWAGOE F.C

〇クラブ公式HP
【公式】COEDO KAWAGOE F.C | 埼玉県川越市からJリーグへ

〇クラブ公式Twitterアカウント
COEDO KAWAGOE F.C / 川越からJリーグへ (@coedo_kawagoe) / Twitter

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