「人は知れば、気にかける」まずは、知ることが大事。
11月の社員メンバーを対象としたミーティングでは、オフシーズンに入ったこともあり、永芳監督兼選手と以前から話をしていた、社会課題等を「知る」。そして、「考える」時間を設けることに。
誰かの説明を聞いて終わりでは、選手の自分ごと化につながらない可能性が高いこと。1回のミーティングで1テーマだと、いろんな社会課題にたどり着けないこと。
以上のことを考慮し、以下の方法で実施することに。
○10月のミーティング時に4つのテーマを提示。そのうちの1つを選手が選択。
現在社員メンバーが13人なので、1テーマにつき原則3人(1テーマのみ4人)。
○選択したテーマを1か月間、自分で調べ、まとめる。
○11月のミーティングで調べた内容を発表。
グループはこちらで指定:各テーマから1人ずつの原則4人グループ。
10月のミーティングで提示したテーマは以下のとおり。
①児童虐待 ②部落差別 ③入管問題 ④LGBT
「調べる→まとめる→自分のことばにして発表する」は、いままでも大事にしているところ。
以前実施したSDGsの勉強会は2~3人で発表内容をまとめ、全員の前で発表。今回は、一人で発表内容をまとめ、グループ(4~5人)内で発表。事前におおよその発表時間を設定し、その中で発表するよう伝えました。(実際は残業で参加できなった選手も)
個人で発表するとなると、個々の力が問われます。なかには、同じグループのメンバーから質問された際、答えられなかった選手が。自分が理解していることでさえ、人に伝えることは難しいのに、理解できていないことを他の人に伝えようとするのは無謀な話。自分が理解できるまで課題に向き合えるかどうか、ここは次回の課題。
コミュニケーション能力を高めることはサッカーをする上でも大事なこと!このような場を通じて「伝える力」「聴く力」等を身に付けてもらいたい、そう思っています。
数人の選手はノート等に調べた内容をきちんとまとめ、それを見ながら説明。また、聞く側の選手もメモを取りながら話を聞く姿がちらほら。勉強会が定着してきたこと、そして、主体的に参加していることが感じられました。
来月のテーマを決める際、井福選手が「せっかくなら知らないものを選んだ方がいい」と。知っているテーマであれば、そんなに負荷はかからないけど、知らないものを一から調べるとなると、かなりの労力が必要になります。
あえて、それを選ぶ行動は、このミーティングの趣旨や社会に目を向けることの大切さを理解してくれてのことだろうなと。いいね!と伝えました(笑)。ちなみに、来月は、①技能実習生問題、②ヤングケアラー、③化石賞、④発達障がい、この4つをテーマにし、実施予定です。
最後に、すぐ思考停止状態になる選手がいるので、SDGsを考える上でも大事な「答えのない問い」の話をしました。問題を複合的に考え、自分なりの解を出す能力。日々のアップデート。これからもクラブが社会や地域に対してどうあるべきか、選手一人一人がどうあるべきかを考えながら、一歩一歩前に進んでいけたらと思います。
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