私たちの想い

グループワークで考えるダイバーシティ|SDGs~小さなことからコツコツと~

8月は、アンコンシャスバイアス、主としてジェンダーバイアスをメインにミーティング(社員選手対象)を行いました。

前回記事

グループワークで考えるジェンダーバイアス|SDGs~小さなことからコツコツと~人口の半分は女性なのに、なぜ、女性がマイノリティと言われるのか。
日本では、なぜ、ジェンダー平等が進まないのか。 「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思っていた」との発言、オリンピック関連の女性蔑視と思われる発言をニュースやネットで見聞きし、社員選手を対象としたミーティング(月1回開催)でジェンダー問題をメインで取り扱おうと。...

グループワークに真剣に取り組んでいる選手の様子や事後の感想を読んで、バイアスについての話はこれで終わりではなく、もう少し幅を広げて話をしたいと思いました。

「鉄は熱いうちに打て!」

9月のミーティングも引き続きバイアスについての話をしたいと提案し、前回同様、私が一方的に話をして終わりではなく、選手が自分のバイアスに自分で気づくことができるよう、まずは、自分で考え、グループで話し合う時間を大事にしました。

テーマは大きく「ダイバーシティ」。まずは、前回の復習?も兼ねて、導入部分はジェンダーバイアス。その後、LGBT、最近の炎上案件(ホームレス)、障がいを持った方へのバイアス等を扱いました。幅広い内容にしたため、選手には事前学習をお願いしました(資料配布+動画視聴)。

知ることで自分のバイアスに気づいた選手も多く、グループワークの中でも、「こんなことを言っていいか分からないけど、いままでは、こう思っていた…」と自分のバイアスについて素直な気持ちで話をしていました。選手の発言は、真剣に向き合ったことが伝わる内容が多く、やってよかったなと。

アンコンシャスバイアスは、誰もが持っているもので、無意識なのがやっかいなところ。
このミーティングで学んだことが、選手の日常生活につながるよう、これからもいろんな機会に話をしていきたいと思います。一人でも多くの方が生きやすい社会になることを願って。

「解る」から「変わる」へ。

<選手感想>
○池田達哉選手
アンコンシャスバイアスについて、無意識に発している言動や行動によって相手を傷つけている可能性があることを学びました。そして、自分にもたくさんの無意識バイアスがあることに気づかされました。
人それぞれ、育ってきた環境や周りの人たちの影響等で無意識に思い込んでしまっていることがあります。何事も見た目や勝手なイメージで判断しないこと、自身の発言に気を付けていきたいと思いました。

○木島悠選手
今回のミーティングでは、アンコンシャスバイアスについて学びました。今までの自分の言動を振り返ってみると、無意識に当たり前や普通のことだと思って発言したり、行動したりしてしまっていたことがたくさんありました。自分の言動で相手を傷つけてしまっていたことがあったかもしれません。まずは自分のバイアスを知り、これからの言動に気をつけて、自分自身をアップデートしていきたいと思いました。

ミーティングネタを一つ紹介します。

ある高層ビルのオフィスの一階にエレベーターが止まっています。朝の出勤時間帯で、エレベーターは、ほぼ満員。扉が閉まる直前に男の人が乗ってきました。すると、「ビー!」と重量オーバーのブザーが鳴り響きました。しかし、その男性はブザーが鳴り続けているにも関わらず、まったく知らん顔。周りの人たちは、「急いでいるのに、なんて自分勝手な人だ!」とイライラ爆発寸前です。しかし、この男性は自分勝手な人ではまったくないのです。

一体、どういうことでしょうか。

皆さんはすぐに分かりましたか。

回答はこちらから
http://nerino.net/blog/2012/11/12/be_careful_of_stereotype_image/

ジェイリースFC 竹本雅美

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