私たちの想い

アンプティサッカー体験会|ソーシャルクラブを目指して

加藤誠さん(FC九州バイラオール)には、合同練習(練習場所の共有)を始める前から、アンプティサッカーの体験会を開催したいとの話をしていました。

アンプティサッカー
http://j-afa.jp/about

まず、ジェイリースの社員を対象とした体験会から実施。

体験会の趣旨は以下のとおりです。
・スポーツを通じて社員間の交流を深めるとともに、社員の健康維持・増進を図る。
・スポーツを通じた心のバリアフリーや共生社会の実現を図る。

クラッチの本数に限りがあるため、2018年度、2019年度ともに15人前後での開催となりました。2018年度は、初開催とのこともあり、全員がゼロからのスタート。最初は、クラッチを使うこと、片足しか使えないこと等に戸惑いながらも、だんだんそれなりに慣れてきて、それぞれが楽しそうにボールを蹴りはじめます。

ジェイリースFCの社員選手たちも、最初は「ムズイ」ということばしかでてこない状況。(笑)

とはいえども、終了後、加藤さんからは「元Jリーガーレベル高すぎです」と。毎回、なんだかんだ言いながらもみんなで楽しそうにプレイしている姿を見ると、「体験会を開催してよかった」、「アンプティサッカーを知ってもらえてよかった」など、ちょっとした達成感や満足感を味わうことができます。普段、クラッチを使うことがないので、次の日は、みんな筋肉痛です。(笑)

アンプティサッカーはパラリンピックの競技ではないこともあり、認知度が低く、活動をする上で、加藤さんもいろんな苦労が…。そんな話を聞いた私は、アンプティサッカーを一人でも多くの方に、知ってもらいたいと思うようになりました。ジェイリースFCのSNSでも、アンプティサッカー関係の記事をリツイートしているのは、そのような想いからです。

また、体験会では、毎回、「する」のみではなく、「みる」参加も募集するとともに(「みる」プラス差し入れを持ってきてくださる方もいて、本当に嬉しいです)、参加した方には、体験会に参加したこと等をSNSで発信してもらいたいと伝えています。

他の障がい者スポーツについては、既存団体の関係者に連携を図れないか等の相談をしていますが、実現には至っていません。

全ての活動において言えることですが、新しいことを始めるとなると、連携先の方にもそれ相応の負担をかけてしまいます。また、先方の条件や活動時間等の関係もあり、できないことがたくさんあります。いまはどちらかと言えばできないことの方が多いです。

現在、連携をさせていただいている保育園や小学校、総合型地域スポーツクラブ、老人ホーム等のほとんどは私の知人や知人に紹介をしていただいたところ。それ以外は、選手の知人や知人の紹介です。新たな活動を動かし始めるに当たっては、“同じ想いをもった人たちとつながること”これが必須条件だと思います。

ジェイリース株式会社 竹本雅美

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