編集担当からのメッセージ
「スポーツ×地域貢献」という文脈において、いろいろな活動に取り組むチーム・選手が増えてきました。そして、その取り組みは新聞やメディアなどに取り上げられることも多く、スポーツの持つ発信力の大きさを改めて感じます。
一方で、活動が単発的だったり、PRのみを目的に行っているケースなどもあるのが事実です。(いわゆるSDGsウォッシュというやつです)
その意味でジェイリースさんの活動は、いわゆる「王道の中の王道」を歩んでおられます。
イベント的に活動するのではなく、日々勉強会を実施したりしながら「自分の言葉化」する努力もしておられます。
最初は「?」マークのついていた選手たちも、次第にその意義を理解し始め、新たにチームに加わった選手は「初めからチームの方針を知っている」状況だから「やらされ感がない」という素晴らしい好循環を生み出しています。
ますますジェイリースさんの活動から目が離せません!
うつくし隊|SDGs~小さなことからコツコツと~
2020年10月に、べっぷの海辺にぎわい創生協議会主催のビーチクリーンに参加。
今後も継続的に参加しようと思っていたところ、11月は試合とブッキング、12月と1月はコロナの関係で中止、2月はトレーニングマッチとブッキング。なかなか、参加が叶わず・・・。
ジェイリースでは、大分トリニータホーム開幕戦の日に、必勝祈願ウォーキングと題して、大分本社から昭和電工ドームまでの約8キロを歩くイベントを行っています。
ビーチクリーンにもなかなか参加できていないことから、同じ部署の選手に、ジェイリースFCのメンバーはごみ拾いをしながら歩かないかと提案。選手の反応もすごくよく、ごみ拾いをしながら、歩くことに。
練習会場周辺はあまりごみが落ちていなかったことから、今回も、ごみはたくさんないかなと思っていましたが、道路脇の植木の中にはごみがちらほら。そして、道路にはたばこの吸い殻が。想像以上のごみにビックリ。
私はごみを拾いながら選手の活動の様子を撮影。
ごみを拾ったのち、視界を切り替えたら、本気モードの選手を発見!
(急ぎで撮ったので、私の持っていたごみ袋が映り込んでしまいました 汗)
ごみ拾いをしながらまちを歩いていると、通りすがりの方から、お礼のことばをかけていただきました。
社員メンバーは、全員県外出身なので、大分の人の温かさにも触れることができたのではと思っています。また、ごみ拾いをしている人を見かけたら、お礼のことばを伝えたいと感じたできごとでした。
以前から、登録をしたいと思っていた、大分県が募集している「うつくし隊」。
https://www.pref.oita.jp/site/utsukushi/utsukushitai-bosyu.html
7月のビーチクリーン参加をきっかけに、「うつくし隊」に登録しました。
当日は、いただいた「うつくし隊」のビブスを着て活動。
今回、新加入メンバーが初参加。
ジェイリースFCの各種取組を知った上で、クラブに入った選手たちだからか、やらされている感は全くなく、積極的に、そして、楽しみながら?ごみ拾いをしている姿を見ることができ、嬉しく思いました。
人の心を動かすことはなかなか大変なことですが、想いを持って取り組み続けること、そして、その想いを共有することで、少しずつその想いが波及していくのかなと思います。
新加入選手のコメント
○林田隆介
ジェイリースFCに加入させていただき、SDGs等の勉強をする中で地域貢献活動の大切さを学び、今回、参加しました。
普段は車等で移動することから、道端にあるゴミにあまり気づくことはありませんでしたが、こうして歩いてみるといろんなところにごみが落ちていることに気づきました。
ゴミ拾いをすることで身近にあるゴミを少しでも減らしていければいいなと思いました。また、普段から、ゴミを見つけたら積極的に拾っていこうと思いました。
○荻野広大
今回ごみ拾いに参加し、結構なごみの量に驚くとともに、ポイ捨てが減っていないことへの寂しさを感じました。多かったタバコの吸い殻。外で吸うのであれば携帯用のごみ箱を持ち歩いたり、喫煙所だったりと一人ひとりの意識しだいで解決できると思います。タバコだけではなく、他のごみも同じで、単純にごみはゴミ箱へ、もしくは、家に持ち帰る、誰もが当たり前のことを当たり前にすれば、ごみがまちからなくなると思います。
ジェイリースFCはたくさんの地域貢献活動に参加しているので、チームのみんなと地域の方々と協力し、様々なことにチャレンジし、より良い社会になっていけるよう僕も取り組んでいきたいと思いました。
ジェイリース株式会社 竹本雅美