コンタクトレンズ通信販売『レンズアップル』は、Jリーグ・ヴィッセル神戸のパートナーとしてさまざまな取り組みを行っています。昨シーズンは“スポーツチーム循環型広告”と呼ばれる交通広告の再利用・ファンへの販売・育成年代のサポートを同時に実現する取り組みや、冠試合での多様な障がいのある子どもたちのエスコートキッズなどを行ってきたレンズアップルが今シーズン仕掛けるのは、『#はじめてのヴィッセル神戸』。
サッカーは日本の中でもメジャーなスポーツであり多くの方が親しんでいるものの、実際にスタジアムに行って観戦するとなると途端にハードルが上がるのも事実。そんな“サッカーを観る”体験、サッカーチームの新しい応援の仕方をレンズアップルがサポートします。こうした仕掛けの裏側について、レンズアップルを運営する株式会社パレンテの『コンタクト社長』である吉田忠史社長(以下、吉田)、ラジオ番組『GOGO!ヴィッセル神戸』を担当するラジオ関西の青木達也さん(以下、青木)へのインタビューで深ぼっていきます。

2025シーズンは、“ラジオ番組”を活かす施策を
ーーこれまで3シーズン、ヴィッセル神戸のパートナーとして活動されてきた『レンズアップル』が、2025年はラジオ関西の番組『GOGO!ヴィッセル神戸』と一緒に取り組みをスタートさせます。レンズアップルさんは、SNSでの積極的な発信、そして吉田社長自身が現地に赴き、ファン・サポーターと繋がっている姿が印象的です。
吉田)私たちはヴィッセル神戸さんだけでなく、Bリーグ・千葉ジェッツやANiSA(知的障がい者スポーツ連盟)などのパートナーになっているのですが、どの競技の選手にお話を聞いても「満員の観客の中でプレーできることが嬉しい」と言います。私自身が現地に赴いて応援する姿勢もそうした理由が大きいのですが、現地に行くことで“チームの熱狂”を感じることができますし、スタジアムグルメや街の良さ、地元の人の良さなど、試合以外にも楽しめることがたくさんあります。スポーツを応援するというのは、ただチームの勝ち負けを応援しているだけではなく、クラブを取り巻くさまざまなファクターがあるのではないかと感じています。
ーーこれまでのヴィッセル神戸さんとの取り組みの中で、改めて“新しい方向”に舵を切られたのではないかと感じています。
吉田)これまで練習着のパートナーや、SNSでの積極的な発信を通して、多くのヴィッセル神戸サポーターに『レンズアップル』のことを認知していただいたと感じています。さらに、ここからは「コンタクト買うならレンズアップル」と思っていただき、兵庫県や神戸市の購入率が上がっていったりすることで、パートナー料を払いながら私たちのビジネスが強くなっていく、そうしたパートナーの在り方を示していけたらと考えるようになっています。
今後のことを考えると、いま応援しているサポーターの方だけでなく、“新規の”ヴィッセル神戸サポーターをいかに増やしていけるかというところに貢献したいと考えています。どのような施策を打てばヴィッセル神戸サポーターを増やすことに貢献できるか?ということを考えたときに、ラジオという大きなメディアの力を借りることを考えました。

“おもしろい社長”とともに、初観戦者向け施策を
ーーラジオ関西の青木さんから見て、吉田社長のような存在感のあるパートナー企業の社長にどのような印象を持たれていましたか?
青木)「おもしろい社長がいるな」というのが第一印象です。ラジオでも、ファンを作るためにはさまざまな接点や共通のものをいかに多く作るかということが大事ですが、それをスタジアムでもSNS上でも取り組んでいる方という印象を強く持っていました。
ーー今回の『#はじめてのヴィッセル神戸』企画は、初観戦の方を招待する企画で、“14席”もの席が用意されています。
吉田)サッカーチームのファンになるには、実際に観戦するのが一番だと思っています。ただ、最近は光熱費や野菜など、家計に関わる費用も上がってきている中で、チケット代だけで家族4人で1万円以上かかってしまうサッカー観戦を余暇時間に選ぶことはなかなか難しいですよね。年間1回しか来れていない方や、少人数で観戦に来られている方などがマイクロインフルエンサーとなり、“身近な人を誘う”仕組みになればと思いスタートしました。
「ヴィッセル神戸の良さを伝えたい!」と思ったときに生じる“はじめてのハードル”を下げるために、私たちはパートナー権利を活かしてそうした方にチケットを提供します。
継続的にヴィッセル神戸が強くなり、サポーターの熱量が増していったときに、「レンズアップルの企画で初めて行ってからファンになった」というきっかけを持つ方がたくさんいるといいですね。
青木)現在『GOGO!ヴィッセル神戸』でMCを務めている芥田愛菜美さんも、最初はサッカーをほとんど知らないスタートでした。サッカーに関するカタカナ用語なども、サポーターの方と一緒になって学んできた中で、芥田さん自身も初めての方に寄り添いながらその魅力を伝えられる、今シーズンのレンズアップルさんとの企画はそのような意味でもちょうどいいタイミングだなと思っています。
ーーヴィッセル神戸では、初めて観戦に来られる方は増えているのですか?
青木)初めて観戦に来る方は増えておりますが、コロナ禍で、自由席ではなく全席指定席になってしまったことも影響していて、昔のような「早く来れば団体でもみんな横並びで観れる」状況が作りづらくなりました。また、チケットの値段としても気軽に「みんなで行こう」と言うには少し難しくなってきている印象があります。
ーー初めての方へのハードルを理解しつつ、サポーターの熱い想いも理解する両社だからこその企画ですね。

選手の声を当てろ!「Who are you?」企画がスタート!
ーー今年からは番組内で、どの選手の声か当てる「Who are you?」の企画もスタートしました。
吉田)青木さんからアイデアをもらった企画ですが、私たちが理念とする「見えるを楽しくする」にも合致しているおもしろい企画になっています。“音だけで聞く”ラジオだからこそ、普段は知らない選手の声を“見ようとする”ことで、楽しみ方が増えるのではないかなと思っています。
また、この企画では、選手が「コンタクトレンズ買うならレンズアップル」と言う声をクイズにしていますので、「〇〇選手の声」をレンズアップルと言っているもので知れたとファンの方に思っていただくのは、私たちにとっても意義がありますよね。
ーー実際にすでに企画がスタートされて、リスナーさんからの反響はいかがですか?
青木)コアなサポーターさんだと、すぐにわかってしまって想定以上にリアクションが早かったです(笑)。選手に声を変えてもらったり、おちゃめな一面を見せてもらう場にしたり、そうした裏側をどこかで発信できるようにしたり、試行錯誤しながら皆さんに楽しんでいただけるようにしていきたいです。
サッカー以外の一面が見えることで、これまで「サッカーが好きだから〇〇選手のこういう一面も好き」という流れだったものが、違う一面から好きになってサッカーも好きになってくれるような流れができたらいいですよね。YouTubeなどでも発信できるようになってきましたが、もっともっと選手の個性を引き出したいなと思っています。

初めて観るなら、ここを楽しもう!
ーーヴィッセル神戸の試合を初めて観戦する。どのように楽しめますか?
吉田)やはりゴールシーンが一番盛り上がりますし、観てほしいですが、そうした“神回”に当たるかどうかはわからないものです。なのでまずは、気負わずに仲間と楽しく過ごしてほしいなと思います。スタジアムグルメを楽しんだり、ビールを飲んだり、大きな声を出して応援するのもいいですし、セレイアやモーヴィを観にきてもいいですよね。「自分たちの街のサッカーチームを観てみよう」と思って来てくれたら嬉しいですね。
ーーみんなで楽しむために来てほしいというのは、初めての方も気軽に行けそうな言葉ですね。
青木)スタジアムで観戦することで、テレビとは違って“応援する人たち”の雰囲気を感じることができますし、初めて来る人はまずはそこに驚くのではないかと思います。
ゴールやスーパーセーブなど、サッカーに詳しくなくてもつい声を出してしまう、立ち上がってしまうシーンもあれば、無意識にサポーターに合わせて手を叩いて応援してしまうこともある。そのように、無意識に応援にのめり込んだり、盛り上がれたりするところも、スタジアムが作る素晴らしいものだと思っていますし、ヴィッセル神戸サポーターが作り出すノエスタの雰囲気はとくに素晴らしいと思います。

吉田)あとは、チームカラーを身につけていくと気分が上がりますよね。ユニフォームを買うまではいかなくても、意識的にクリムゾンレッドに近い色を着ていくとかすることで、まわりの皆さんとの一体感を感じられます。
初めてはハードルが高く、レンズアップルの『はじめてヴィッセル神戸シート』だったから行ったという人も、帰りにはなにかグッズを買ってしまったり、また次来たくなるような、そんなストーリーが生まれてくれるのではないかと期待しています。
ーーシートの場所の雰囲気はいかがですか?
吉田)とてもいい場所だと思います!ゴール裏のサポーターたちも近いですし、セレイアやモーヴィが待機する場所も近く、さまざまな雰囲気を感じられます。ビジョンの真下なので、VARのときに「すごく見られてる感じがする」というのが1つ難点でしょうか。(笑)
ーーゴール裏と一緒に応援に参加することもできるし、落ち着いて観ても大丈夫という、なかなかない素晴らしい席ですね。

企業の想いとクラブの想い、そしてメディアの想いが一致しているからこそ
ーー今後のレンズアップルさんとラジオ関西さんの取り組み。これからどんな展開を期待していますか?
吉田)3シーズンパートナーとしてやってきて、千葉に本社がある私たちが神戸でパートナーとして活動することは、人のリソースとして難しい部分もあったと感じています。
幸いにも、ヴィッセル神戸さんにはラジオ関西さんというしっかりとコミュニケーションの取れるパートナーがいます。『GOGOヴィッセル神戸』を通して神戸を盛り上げたいその気持ち、そして私たちがパートナー企業としてイメージや認知度を上げていきたい気持ちが合致しているからこそ、私たちにとっても有効で、クラブにとってもプラスになる活動になっていくのではないかと思います。青木さんたちが「こんなことできませんか?」と言うことは、必ず私たちにもメリットがあると思い、ほぼ全乗っかりしています(笑)。
青木)『GOGO!ヴィッセル神戸』は、ある程度コアなヴィッセル神戸サポーターが聴いてくださっていますが、彼らこそがクラブにとって誰かを誘ういちばんのセールスマンなんじゃないかと思っています。私たちとしても、コアなファンに満足いただくだけではなく、『#はじめてのヴィッセル神戸』などの企画は一つ新たなステップになるのではないかと思います。
私が番組を通しても大事にしている、“話題を作る”ことが、今後も企画としてレンズアップルさんとともに仕掛けていければいいですね。
ーー千葉ジェッツさんなど、その他多くのスポーツにも関わっているレンズアップルさんとしても、新しい形の“スポーツとの関わり方”になると思います。改めて吉田社長のスポーツへの想いを聞かせてください。
吉田)私たちは、消費者の方々のライフスタイルの中に『レンズアップル』が残ってくれるようなデジタルマーケティングを意識しています。その中で、スポーツを通して人々が話したくなる体験やストーリーを一緒に提供することで、「コンタクトレンズ買うならレンズアップル」と思っていただけるようにしていきたいです。今後の少子高齢化社会の中でも、スポーツに親しんで健康になることは大切ですし、スポーツをするときにはコンタクトレンズを装用することも増えますよね。
これまで、私自身が試合会場に多く足を運び、ある種インフルエンサーとしてスポーツの魅力を伝えていくことでレンズアップルを広めてきました。しかし、今回の企画では私がいなくてもヴィッセル神戸の魅力を体感します。そうした方々がマイクロインフルエンサーとなって、その人だからこそ感じた魅力をまわりの人たちに話す、印象に残るストーリーになる、そこに『レンズアップル』がきっかけとなるような関わり方をすることで、これまで以上に広がっていくのではないかと期待しています。
ーーありがとうございました!