コンポスト体験記「コンポスト作りをやってみよう⑬」

編集担当からのメッセージ

まさに継続は力なりで、コンポストに取り組んですでに3回目とのこと。
虫の格闘にも慣れてこられた様子がうかがえます(笑)

自然にいいことって、必ずしもきれいなことばかりじゃないのだと思います。
私が子供だった頃は、庭の草木にいつも虫がいたし、夏に窓を開けて過ごしていればハエもたくさん入ってきたりしていました。
そんな時代が遠くなって、便利になり・キレイになっていくことで、私たちは自然と虫を気持ち悪いものと感じるようになってしまったのかもしれません。

環境を守る、自然を大切にすると言うことは、私たちの生活の中に変化と慣れが必要なのかもしれないなと改めて感じました。

コンポスト作りをやってみよう⑬

秋らしい季節になってきました。現在、3個目のコンポストに生ゴミを投入しています。

前回はショウジョウバエ、アメリカミズアブ(あぶ君/ 刺さない優しい虫)が大量発生して、幼虫は生ごみの優秀な分解者と頭では分かっていても、成虫になった見かけがダースベーダーのように黒い甲冑を着た怖そうな姿に心がふさがりました。

バックを開けるたびに数匹が飛び出してきて「ギヤー!」と、そしてある日は、普段見ない小さなカエルが近くにいて、袋から出たあぶ君の1匹を丸ごとパクリと口に入れたところを目撃しました。3センチほどのカエルが体長2センチほどのあぶ君を口に加えた姿に思わず見入ってしまいました。これも自然の循環なのだなと変に納得したりして。

コンポストの中身をビニール袋に入れて、空気を抜いてしっかり閉めて3日間干すと全ての虫は完全に死んでしまうことも経験しました。カロリーの高い生ごみを入れて、コンポスト専用袋を堆肥の上までしっかり撒いて閉めて2日間放置するのも効果的らしいです。虫は処分をしようと思うといつでも出来るのです。

5月から10月ごろは幼虫の発生の時期でもあったので、ある程度仕方がなかったのだと思います。

そこで今回は虫が発生しないことを心がけて、卵が袋の周りについていないかなど気をつけながらやっています。

今の悩みは分解が遅いと感じることです。分解が遅いとコンポストの袋がずしりと重くなります。生ゴミの残骸がなかなか無くなりません。コンポストの中の温度が上がってこないのです。

こんな悩みがある時に役に立つのが、コンポストのセットといつも一緒に送られてくる「LFCだより」です。

A4の1枚の裏表には、代表の方からのメッセージやコンポストを続ける上での色々な情報や他の方々の様子などが、可愛い手書きのイラストが沢山使われながら、読みやすい形で書かれています。この「LFCだより」が大好きで、以前のものも全て残しています。そして困ったことがあるときに読み返したりします。

分解が遅い事についてのコラムによると、そもそも生ゴミで元気になった微生物が増えてその呼吸熱で温度が上がり、高い時には湯気が上がる時もあるそうです。確かに過去のコンポスト作りでは、バックを外から触って暖かいなと思ったことがありました。

分解が進んでいない時の対処法は、微生物の好物である甘いものやご飯類、油っこい物などを入れると急に分解が速くなるようです。生ゴミを入れても入れてもあふれないのは、微生物達の地道な活動のおかげなのです。

今後、微生物の好きな物を意識した献立にして、そこから出た生ごみを投入して分解が進むように手助けしたいと思います。

前回にお伝えした姉にプレセントをした堆肥のその後です。姉からLINEで写真が来て、裏庭で育てているヤーコンの周りに撒いてくれたようです。

ちなみに「ヤーコン」ってご存知ですか?見かけは細めのお芋さんのような形をしています。「アンデス・ポテト」とも呼ばれているようです。ナシのような食感と甘味が美味しいらしいです。地元の農家の方に分けてもらって育てているとのことです。私の堆肥で、栄養満点な美味しいヤーコンが沢山収穫できることを祈っています。

以前作った堆肥の土に花の種を撒いてみました。芽が出て花が咲くのが楽しみです。

京都在住 女性

関連記事一覧