3分解説

【3分解説】BMXとは?その意味をわかりやすく解説!

bmxとは

最近注目を集めているスポーツ『BMX』。東京オリンピック2020の競技種目にも採用され、日本国内においても注目が集まりつつあります。普段私たちが使用しているものとは違い、競技のために特化されたシンプルな構造の自転車を駆使し、レースやフリースタイルといった競技でスピードや技を競い合う。そんなBMXの歴史や魅力を解説していきます。

BMXとは?

『BMX』はバイシクルモトクロスの略で、1970年代アメリカの子どもたちが20インチクルーザーバイク(自転車)でモトクロスを真似た事が起源とされ、専用のバイクを使い、オフロードやスケートパークなどで競技を行います。

競技は大きく分けて「レース」と「フリースタイル」の2種類。 「レース」は、最大8名が一斉にスタートし大小さまざまな起伏がある400m程のダートコースで順位を競います。5歳から年齢・能力別に細かくクラス分けされており、他の自転車競技への入り口になることも多いようです。「フリースタイル」は、ジャンプやトリックなどの技の難易度・独創性・オリジナリティを制限時間内で競います。パーク、ストリート、フラットランドといった種目に細分化されます。

BMXの競技

「レース」と「フリースタイル」は、スタイルやポイントは異なりますが、自転車によるぶつかり合いや大きく飛び上がるジャンプなど、ダイナミックなアクションが堪能出来るという意味では共通しているともいえます。

レース

「レース」は土やアスファルトなどで作られ、ジャンプ台などが用意された全長400mほどのコースで最大8人のレーサーがタイムを争います。レースは、自転車の格闘技といわれるほど転倒したり衝突する競技のため、ヘルメットやゴーグル、プロテクターの着用が大会で義務付けられています。1秒を争うハードでタフなタイムトライアルや迫力あふれる駆け引き、予測のつかないレース展開が魅力です。

フリースタイル

「フリースタイル」は自転車を使った、アクロバティックで難易度の高いテクニックを競う競技です。こちらも動きが激しい競技のため、ヘルメットやプロテクターの着用が義務付けられています。華麗な技の数々がみれることが魅力です。

オリンピック競技「BMX」

アメリカではじまったBMXというニュースポーツは、多くの年代の支持を集め、国境を越え全世界に広がっています。BMXレースは2008年の北京オリンピックから正式種目として認定されました。また、フリースタイルのパーク競技は2020年の東京オリンピックより正式種目となり、この機にBMXを知ったと言う方も少なくはないでしょう。

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BMXの今後

近年では都市型の運動競技「アーバンスポーツ」としてカテゴライズされ注目を集めるなど、さらなる進化を目指すBMX。世界ではすでに多くの世代に広く浸透し、メジャーな人気を獲得しているが、日本でも今後、目にする機会がきっと増えてくるでしょう。

アーバンスポーツ
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