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deleteCマッチ開催!ラグビーを通した活動支援のパワーの実感。~NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス~

2021年4月11日。ジャパンラグビートップリーグ NTTコミュニケーションズシャイニングアークスvsサントリーサンゴリアスの試合は、『deleteCマッチ』と称され、がんを治せる病気にしようと取り組むdeleteCへの募金活動などが行われました。NTTコミュニケーションズはチームとして、2019年以降この活動に協賛し、関わってきています。どのようなきっかけで、なぜ行っているのか。

ビジネスデザイン担当として、deleteCを始めとした社会貢献活動にも関わっている磯田さんにお話を伺いました。

deleteC=がんを治せる病気に

ーシャイニングアークスさんとしてdeleteCと関わり始めたのはいつ頃からなのでしょうか?

磯田)2019年からになります。私たちのGMが、deleteC代表の中島ナオさん、小国士朗さんと元々のつながりがあったことがきっかけです。

企業や団体が自身のブランドロゴや商品から「C」の文字を消したり、deleteCのロゴやコンセプトカラーを使うなどして、​オリジナル商品・サービスを製作・販売・提供し、その購入・利用金額の一部をがん治療研究の支援金にするプロジェクトで、チーム名(Shining Arcs)と会社名(NTT Communications)に「C」が入っていたこともあり、早速取り組むことになりました。

ーこれまでの活動の実績について教えてください。

磯田)最初は、2019年10月20日のdeleteC法人設立記念イベントに参加させていただきました。

参考URL:deleteC | プロジェクトレポート (delete-c.com)

その後、チームではピンク色のラバーバンドを製作・販売、2019年12月にはdeleteC用のピンク色のジャージを着て練習試合をしました。

deleteCマッチ_社会貢献活動©shiningarcs チーム名と会社名の「C」を消し、短パンには「deleteC」のロゴを入れている

2020年1月には、トップリーグのサントリーさんとの試合で、1回目の「deleteCマッチ」を開催しました。募金活動に加え、チームに所属するクリスチャン・リアリーファノ選手(白血病を克服しプレーしている選手)のコメント映像やインタビューなども出しました。

ー立ち上げ段階からご一緒されているんですね!昨年はコロナでのリーグ中断もあったと思います。

磯田)2020シーズンのトップリーグは2020年3月頃に中断してしまったので、そこからはSNSでdeleteCに関する発信を続けていました。9月には、deleteC大作戦というイベントに参加をして、募金を募る活動もしました。

嬉しい悲鳴!deleteCマッチで予想以上の寄付が集まる

ートップリーグも再開し、ついに2021年4月11日に2回目のdeleteCマッチ(vsサントリー)が開催されました。そこでの取り組みについて教えていただけますか?

磯田)本来は青色のファーストジャージを着用する予定だったのですが、トップリーグやサントリーさんに実施内容を説明し「C」の文字を消した白色のセカンドジャージーを着用して、試合をさせていただきました。コロナ禍で来場者数も制限されていることもあり、今回はSpoliveというスポーツ観戦アプリを使って、デジタル上で募金活動をするという新たな取り組みを行いました。

ご賛同いただいた方には、特典としてdeleteCのピンク色のジャージ等をプレゼントする形で告知をしたところ、予想を遥かに超える多くの方がこの活動にご賛同くださいました。これまでの練習試合と公式戦でのSpoliveを使ったキャンペーンでは、数万円程度の金額だったので、社会貢献の取り組みに対して、本当に多くの方にご賛同いただけたと感じています。

ー寄付をしてくれたお客様の声やコメントはチームの方にも伝わっていますか?

磯田)Spoliveにはコメント機能もあり、「購入するだけで寄付ができるのであれば、是非協力させていただきたい」「気軽に応援できてうれしい」などの声を多くいただきました。

試合後には、チーム内で今回の取り組み実績を共有しました。

私たちとしても想定以上の反響で、特典でつけたピンク色のジャージーは当初の在庫では足りず、追加で生産することになりました。

「がん治療研究の応援をする」という、ともすればハードルが高くなりがちなところに、シャイニングアークスを通じて社会貢献できることがファンのみなさんに対しても貢献できたと感じています。

ー嬉しい悲鳴ですね。 当日の募金額はいかがでしたか?

磯田)2020年のdeleteCマッチの際の試合会場での募金活動は、約19万円も集まりました。2試合開催だったので、サントリーさんだけでなく、キヤノンさんと三菱重工さんの選手・スタッフの皆さんにもご協力いただきました。この日は雨と雪が降っていて、びしょ濡れになりながら募金活動したことを覚えています。悪天候の中でも多くの方がご賛同くださいました。

今年の試合は1試合開催で観客数も絞っての開催且つ、選手達が募金活動を実施できない状況だったので、試合会場ではあまり集まらないと予想していたのですが、こちらも想定以上にファンの皆さまがご賛同くださいました。(約6万円)

パートナーシップでの取り組み

ー今回の活動の中で、他企業さんとの取り組みはいかがでしたか?

磯田)「オーガニックコットンのタオル」を協賛品としてご提供いただいたIKEUCHI ORGANIC※1さんは我々より先にdeleteCに参画していて、今回のキャンペーンのお話をしたところ、快くご協力をいただきました。

また、開幕前のオンラインイベントでは、deleteCのつながりで、株式会社七葉※2さんにご協力いただき、Spolive上でギフティングをしてくれた方に生チョコレートをプレゼントする企画を実施しました。
個人的には、チームとしてまだまだ協力できていないと感じていますが、deleteC関連の活動は、サントリーさんなどのチームやその他いろいろな繋がりの中でお互いにwin-winで、その先にいるファンのみなさんも喜んでもらえるような活動ができているのは非常に良かったです。

※1 IKEUCHI ORGANIC「最大限の安全と最小限の環境負荷」を理念にオーガニックコットン100%で作る今治タオルの製造会社。

※2 株式会社七葉 こだわりの和スイーツやカフェご飯と抹茶系ドリンクを提供しているnana’s green tea、甘味茶屋七葉の運営会社。

deleteCマッチ_社会貢献活動©shiningarcs

ラグビー選手も実感できる「社会貢献」

ー選手たちは今回の試合での活動についてどのように反応していたのでしょうか?

磯田)チームの選手・スタッフには、シーズン中ということもあり可能な範囲での協力をお願いしていました。ですが、選手たちはすぐにスタンプを購入して告知をしてくれたり、積極的に協力をしてくれました。deleteCを通じて選手たちも『自分たちが社会貢献をしている』という意識を持ってもらえました。

ー選手自身もスタンプを購入するなど、寄付に賛同した動きをされたのですね。

磯田)そうです。自分たちが媒介しているだけではなく、賛同してお金を寄付するという形はとても興味深いと思います。

選手たちは、deleteCの活動以外でも”未来プロジェクト”というアスリート社員としての魅力を高め、シャイニングアークスの未来を切り拓いていく取り組みをしています。自ら考えて行動することで自主性が養われ、チームとして掲げている「2つのV」Victory(勝ち)だけではなくValue(価値)も追求することを常に意識して実践してくれています。

参考URL:未来プロジェクト(チーム情報) | NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス ラグビー部 ShiningArcs

deleteCマッチ_社会貢献活動©shiningarcs

ー磯田さんから見て、ラグビーというスポーツとして社会貢献というところに今後関わっていく上での課題はありますか?

磯田)ラグビーは企業スポーツでしたが 、JリーグやBリーグのように地域密着をしていく必要があると考えています。選手たちの中にはプロ選手もいますが社員選手が多いのが現状です。社員選手たちも今までは社内や自分の働いてる職場のみなさんに応援される存在であればよかったのですが、今後は地域の方に対しても発信していくことを今以上に増やしていく必要があると感じています。

地域に根付いたチームになるためにどう繋がっていくか。企業スポーツだからこそ、これからどうしていくかを前向きにとらえ行動していきたいと思います。

ーありがとうございました!今後の活動も注目しています!

 

 

deleteCの共同代表理事として活動に尽力され、ご自身もがんと闘っておられた中島ナオさんが2021年4月20日に亡くなりました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
https://www.delete-c.com/message_20210427

 

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