大学生が企業のSDGs活動に対して感じること| 結城 柊人

Sports for Socialの読者の皆さま初めまして

立命館大学を休学して去年の9月からインターンをしている結城柊人です!

休学してスポーツ社会貢献活動に従事していて思うことがあります。それは「企業のSDGsに関わる活動ってめちゃくちゃ大事だけど、本質的な活動になっているの?」と言う事です。今は就活生と言うこともあり企業のホームページを見る機会が増え、興味のあるSDGsに関わる活動をやっているかが就活の軸でもあるので、ホームページのSDGsタブは特に熱心に見ています。

気になる企業を探す時は、大手就活サイトを使うことが多いです。就活サイトで#SDGsと検索すると、就活生に向けたPR材料としてSDGsを使っている企業がずらっと出てきます。そこに出てくる企業は、他の企業よりもSDGsに力を入れており本業としてもSDGsに関わりのある事業をしているのかなと思いました。しかしホームページを覗いてみると、SDGsに関わる活動を本当にしているのかと思うような企業も中にはありました。就活サイトではSDGsを謳っているのにも関わらず、実際はそんな活動をしていない。活動をしていたとしても、あまり本質的な活動ではない場合もあります。

私が懸念している事は先程の会社のように、単なる流行り文句としてSDGsが使われているのではないかと言う事です。企業内にもSDGsを理解している、社会貢献活動に関するモラルがある担当者がいない場合もあると思います。よく分からないけど最近流行っているから、とりあえずSDGsを付けておこうと言う企業に疑問を感じます。

SDGsと言う言葉自体が多くの方に広まることは本当に(本当に)素晴らしい事なのですが、言葉だけが一人歩きしてしまい活動が伴ってない事がもったいないなと感じています。SDGsと謳うことは決して悪いことではなく、謳うのであればきちんとした活動とセットで活用してほしいなと思います。そして欲を言うのであれば、その活動自体がビジネスとなる(ソーシャルビジネス)状態がベストだと思います。どうしても社会貢献活動となると利益の中から予算を出して企業のイメージアップに繋げる場合が多いですが、社会貢献活動自体がビジネスとしてお金が回る仕組みづくりが必要だと思います。

社会貢献活動自体がビジネスとなっている例を上げると、AllbirdsやLoopなどがあります。Allbirdsはサスティナブルな素材を使用した靴やアパレルを販売するブランドです。Allbirdsの特徴はカーボンフットプリントと言う、その製品が消費者の手に届くまでにどれだけのカーボン(温室効果ガス)が排出されたかを表す指標です。食品ではカロリーが表示されていると思いますが、そのアパレル版に近い物になります。サスティナブルな商品を販売することで、環境を守ると言う社会貢献に繋がっています。

Loopは容器の使い捨てから耐久性のある機能満載のデザインに変える、循環型のショッピングプラットフォームです。昔、牛乳瓶を回収&洗浄して新しく牛乳を入れて運んでくれる業者があったと思います。それがおしゃれで色んな商品に対応しているのがLoopです。キシルトールや味の素、P&Gとも連携しておりLoopの回収サービスを利用することでゴミの削減に繋がります。

こうした社会貢献活動自体がビジネスとなっている企業がもっと出てくれば、より良い社会に少しずつ繋がると思います。私もこう言った企業の取り組みや、本質的な社会貢献活動をしている企業がもっと社会に広まるようにSports for Socialと言う媒体を使って活動していきたいと思います!

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